NECエレ、モバイル機器向けプロセッサと携帯電話用システムLSIにWind River Linuxを移植 | RBB TODAY
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NECエレ、モバイル機器向けプロセッサと携帯電話用システムLSIにWind River Linuxを移植

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 ウインドリバーとNECエレクトロニクスは6日、NECエレクトロニクスのモバイル機器向けアプリケーションプロセッサ「MP201」、および携帯電話用システムLSI「Medity M2」にウインドリバーのLinux OS「Wind River Linux」の移植が完了し、市場投入を開始したと発表した。

 両社は、2007年よりNECエレクトロニクスの半導体プラットフォーム「platformOViA」へのWind River Linuxの移植を共同で進めていて、今回の発表はその第1弾となるもの。Wind River Linuxは、Linuxコミュニティが提供しているLinuxカーネル、プリスティン・ソース・カーネルを利用しているため、どのパッチを適用したかわからなくなってLinuxコミュニティからのパッチがそのまま適用できなくなるフォーク現象を起こさないのが特徴だ。また、Wind River WorkbenchというEclipseベースのIDE(統合開発環境)を備え、platformOViAの汎用性、適用可能性、互換性を一層高められる。
《富永ジュン》
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