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お金持ちの職種は? DODAが職種別平均年収ランキングを発表

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 インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は16日に、「職種別平均年収ランキング」を発表した。

 「DODA転職支援サービス」登録者の給与データより、IT系、技術系、営業系、メディカル系、事務系など、中途採用の求人・求職ニーズに即した58職種を対象に平均年収を算出した。同社では職種のジャンルを限定せず網羅的に取り扱った平均年収データは希少であるとしている。

 ランキングは20代後半(25〜29歳)、30代前半(30〜34歳)、30代後半(35〜39歳)の3ブロックに分かれているが、いずれも1位は投資銀行業務となった。投資銀行業務の平均年収は、20代後半で577万円、30代前半で887万円、30代後半で1,281万円となっている。総額の大きさもさることながら、額面の上昇率も見逃せないところだろう。

 年代ごとにばらつきはあるが、2位以降には、運用会社(ファンドマネジャー・アナリスト・ディーラー)、MR、プロジェクトマネジャー(IT)、ITコンサルタント、法人営業などが目立つ。20代後半では3位となっているプロジェクトマネジャー(IT)が30代前半・30代後半では10位となっていたり、逆に20代ではランク外の法人営業(メガバンク・地方銀行)が30代前半で6位、30代後半で3位となっているなど、年代ごとでの変化も興味深い。ランキング10位以内に技術職・開発職が少ないのは気になるところだ。

 同ランキングでは、景気の好調により、M&Aや拠点展開など積極的な事業拡大を進める企業が増え、これに伴い、金融、財務の分野の人材ニーズが急上昇しており、その影響と見ている。また同様に好景気の影響で、企業の設備投資、とりわけ、システム導入や既存システムの改修、M&Aによるシステム統合など、IT分野への積極的な投資が行われており、コンサルティングファーム、システムインテグレーターを中心に、ITコンサルタント、プロジェクトマネジャー、SEの人材採用が積極的に行われており、その影響も大きいようだ。

■25〜29歳  
1位 投資銀行業務 / 577万円
2位 運用会社(ファンドマネジャー・アナリスト・ディーラー) / 544万円
3位 プロジェクトマネジャー(IT)  / 525万円
4位 ITコンサルタント  /  518万円
5位 コンサルタント  /  517万円
6位 MR / 516万円
7位 経営企画・事業企画・新規事業開発  / 479万円
8位 臨床開発  / 477万円
9位 プロパティマネジャー  / 476万円
10位 生命保険(営業)  / 471万円

■30〜34歳  
1位 投資銀行業務 / 887万円
2位 運用会社(ファンドマネジャー・アナリスト・ディーラー) / 880万円
3位 MR / 655万円
4位 ITコンサルタント / 643万円
5位 財務 / 643万円
6位 法人営業(メガバンク・地方銀行) / 639万円
7位 コンサルタント / 638万円
8位 経営企画・事業企画・新規事業開発 / 629万円
9位 プロパティマネジャー / 613万円
10位 プロジェクトマネジャー(IT) / 610万円

■35〜39歳  
1位 投資銀行業務 / 1,281万円
2位 運用会社(ファンドマネジャー・アナリスト・ディーラー) / 989万円
3位 法人営業(メガバンク・地方銀行) / 826万円
4位 ITコンサルタント / 761万円
5位 経営企画・事業企画・新規事業開発 / 753万円
6位 MR / 739万円
7位 財務 / 737万円
8位 コンサルタント / 728万円
9位 プロパティマネジャー / 712万円
10位 プロジェクトマネジャー(IT) / 707万円
《冨岡晶》
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