アッカ資本構成変更と経営体制刷新——WiMAX、サービス事業を強化
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新設される投資組合は、イグナイト・グループと新生銀行を主要投資家とした「イグナイトBB投資事業有限責任組合(イグナイトBB)」という。今回の合意によりNTT Comが保有する同社の株式の保有比率は19.7%から14.7%に減少するが筆頭株主の地位は変わらない。イグナイトBBは、アッカの株式を5%保有することになり、イー・アクセス、三井物産に継ぐ第4位の株主となる。
アッカによると、今回の資本構成変更と経営体制の刷新は、急速に発展するブロードバンドサービス事業に対して、ビジネスからサービスまで、資本関係にとらわれない幅広い事業を展開するための戦略転換としている。背景には急速に普及するFTTH回線に対してDSL事業を安定化し、新しいビジネスドメインの確立が急務となっていることが挙げられるだろう。とくに同社が注力しているWiMAX事業の強化を今回の発表でも言及している。代表取締役社長を退任する坂田氏は、取締役としてWiMAX事業の指揮をとり、体制の充実、免許取得、WiMAX事業企画会社の設立などに尽力するとしている。
なお、役員の正式な人事は8月に行われる予定の臨時株主総会とその後の取締役会で正式に決定される予定だ。


