ソースせんべいを知っている世代にとって、食品に「絵」を描くという発想はなんら不思議ではない。あるいはキャラクターの描かれたえびせんべいや意匠などが焼印された饅頭など考えてみれば珍しくはない。しかし、「はしか 2.0」が猛威を振るう現代は、QRコードがそれらの代わりとなるようだ。 6月4日、インターネットコンテンツ制作のヘルツは、QRコードを印刷した海老煎餅、「QRえびせん(仮称)」の受注を開始したと発表した。このえびせんは、香川県の海老煎餅の老舗である志満秀(しまひで)の海老煎餅に、高精度の食品印刷技術を施したもになる。 QRえびせん(仮称)は、6日から東京ミッドタウンで開催される「NET Marketing Forum 2007」において「ウェブテクノロジ社」のブースで配布される予定。