インテル、Santa Rosaを正式発表 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

インテル、Santa Rosaを正式発表

IT・デジタル ノートPC
 インテルは9日、モバイルPC用の新プラットフォーム・開発コード名「Santa Rosa(サンタローザ)」を正式発表した。同プラットフォームは「Centrino Pro」「Centrino Duo」の2ブランドで展開される。
  •  インテルは9日、モバイルPC用の新プラットフォーム・開発コード名「Santa Rosa(サンタローザ)」を正式発表した。同プラットフォームは「Centrino Pro」「Centrino Duo」の2ブランドで展開される。
  •  インテルは9日、モバイルPC用の新プラットフォーム・開発コード名「Santa Rosa(サンタローザ)」を正式発表した。同プラットフォームは「Centrino Pro」「Centrino Duo」の2ブランドで展開される。
  •  インテルは9日、モバイルPC用の新プラットフォーム・開発コード名「Santa Rosa(サンタローザ)」を正式発表した。同プラットフォームは「Centrino Pro」「Centrino Duo」の2ブランドで展開される。
  •  インテルは9日、モバイルPC用の新プラットフォーム・開発コード名「Santa Rosa(サンタローザ)」を正式発表した。同プラットフォームは「Centrino Pro」「Centrino Duo」の2ブランドで展開される。
  •  インテルは9日、モバイルPC用の新プラットフォーム・開発コード名「Santa Rosa(サンタローザ)」を正式発表した。同プラットフォームは「Centrino Pro」「Centrino Duo」の2ブランドで展開される。
  •  インテルは9日、モバイルPC用の新プラットフォーム・開発コード名「Santa Rosa(サンタローザ)」を正式発表した。同プラットフォームは「Centrino Pro」「Centrino Duo」の2ブランドで展開される。
  •  インテルは9日、モバイルPC用の新プラットフォーム・開発コード名「Santa Rosa(サンタローザ)」を正式発表した。同プラットフォームは「Centrino Pro」「Centrino Duo」の2ブランドで展開される。
 インテルは9日、モバイルPC用の新プラットフォーム・開発コード名「Santa Rosa(サンタローザ)」を正式発表した。同プラットフォームは「Centrino Pro」「Centrino Duo」の2ブランドで展開される。
 
 ノートPC市場は世界的に年々拡大を続けている。第1世代のCentrinoをリリースした2003年当時、ノートPCの世界シェアは20%弱だった。それが2006年には出荷台数約7,900万台、シェアは30%を超え、今年は出荷台数1億台に迫る数字になると同社は予測している。「CentrinoとともにノートPC市場を切り開いてきた」。そんな自負を感じさせる同社はSanta Rosaで更なる市場獲得に意欲を見せる。

 今回正式発表された次期Centrino Duoは、CPUにCore 2 Duo、チップセットにMobile Intel 965 Express、無線LANとしてWireless WiFi Link 4965AGNという構成で、Intel Turbo Memoryを搭載することが要件となっている。Centrino Proではさらに有線LANポートとして82566MMもしくは82566MCを備えるのが要件だ。これまではノートPC用プラットフォームをCentrino Duoという1つのブランドで対応していたが、今回からビジネスユース向けはCentrino Pro、コンシューマ向けはCentrino Duoという住み分けを行っている。

 前世代同様「Merom(メロム)」の開発コード名となっていた65nmプロセスのCore 2 Duoはフロントサイドバス(FSB)が667MHzから800MHzになったほか、2次キャッシュも4MBになるなど性能の向上が図られているが、注目は「Dynamic FSB Frequency Switching」や「Intel Dynamic Acceleration」といった機能だ。
 
 Dynamic FSB Frequency Switchingは、アイドリング時のバスクロックを下げることで電力消費を抑える技術。CPUが状況に応じて動作クロックを下げるように、FSBの速度もHFMからsuperLFMまで6段階で切り替わるようになっている。アイドル時にキャッシュ内容を退避させてキャッシュを保持できないレベルまで電力を下げるEnhanced Deeper Sleepと組み合わせて、消費電力を低下させている。

 では、処理速度はというと、こちらにはDynamic Accelerationという技術が使われている。デュアルコアといっても、常に処理を2つのコアで行っているわけではない。シングルコアで処理を行う場合には、自動的にオーバークロックして、処理速度を向上させるというわけだ。TDPはデュアルコア使用時と同範囲内に抑えられる。

 また、すでに報じられているとおり、Santa RosaにはTurbo Memoryと呼ばれるNAND型フラッシュメモリが内蔵される。これは頻繁に使うデータをキャッシュしておくもので、ReadyBoostやReadyDrive機能と同様の技術だ。従来のように読み書きのたびにHDDにアクセスする必要がなくなるため、高速化・消費電力低減が可能になる。外部のUSBフラッシュを使用するReadyBoostに比べ、さらに消費電力は下がるという。同社によれば起動時間は20%、ソフトの動作速度は2倍まで向上するという。容量は512MBと1GBのものが用意される模様だ。

 チップセットは「GM965」もしくは「PM965」。GM965はグラフィックスコアとしてGMA X3100を搭載し、グラフィック性能の向上をはかっている。これはデスクトップPCなどに搭載されるGMA X3000と同様のもの。
 
 構成要件の1つになっているワイヤレスLANは、IEEE802.11nドラフトに対応したもの。バッファローやASUSTekなど多くのメーカー製品でテスト認証を行い、認証をパスした製品には「Connect with Centrino」のロゴを提供するという。前述のとおり、Centrino Proのロゴを受けるためには有線LANも備える必要がある。

 さて、Centrino ProがCentrino Duoと大きく違うのは、ビジネス向けということで、Active Management Technology 2.5(AMT2.5)に対応している点だ。デスクトップ向けプラットフォームである「vPro」で搭載されているのと同様で、PCの管理とセキュリティ向上に貢献する機能だ。有線・無線を問わずネット接続可能な環境にさえあれば、電源が落ちていても、OSがクラッシュしていても、リモートコントロールで起動することができる。ただし、電源自体は需給を受ける必要があるため、100V電源に接続されていないときは遠隔操作は不能。
 
 Santa Rosaで採用される各CPUの概要と1,000個購入時の単価(ドル)は以下のとおり。
 
●Core 2 Duo T7700
 動作周波数:2.6GHz
 2次キャッシュ:4MB
 価格:530ドル
 
●Core 2 Duo T7500
 動作周波数:2.4GHz
 2次キャッシュ:4MB
 価格:316ドル
 
●Core 2 Duo T7300
 動作周波数:2.2GHz
 2次キャッシュ:4MB
 価格:241ドル
 
●Core 2 Duo T7100
 動作周波数:1.8GHz
 2次キャッシュ:2MB
 価格:209ドル
 
●低電圧版Core 2 Duo L7500
 動作周波数:1.6GHz
 2次キャッシュ:4MB
 価格:316ドル
 
●低電圧版Core 2 Duo L7300
 動作周波数:1.4GHz
 2次キャッシュ:4MB
 価格:284ドル
《小林聖》
【注目の記事】[PR]

特集

page top