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Yahoo!基金、2006年度助成先団体決定〜日本クリニクラウン協会および日本点字図書館に

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 非営利の任意団体「Yahoo!基金」は、2006年度分の寄付金助成先団体を決定し、26日に発表した。助成先団体は「特定非営利活動法人 日本クリニクラウン協会」および「社会福祉法人 日本点字図書館」となる。

 「Yahoo!基金」は、ヤフーがYahoo! JAPANのサービス開始10周年を記念して2006年6月8日に設立した任意団体で、ヤフーからの基礎運営資金、インターネット募金を通じて寄せられる一般寄付金、ヤフーからの寄付金(一般寄付金相当額)をあわせて事業資金としている。資金の使途は、「インターネット社会の健全で安全な発展」に寄与するNPOへの資金助成、災害時における被災者に対する緊急資金支援など。

 このたび、公募(期間:2006年9月1日〜10月31日)により集まった60団体のなかから、厳選な審査のうえ「特定非営利活動法人 日本クリニクラウン協会」と「社会福祉法人 日本点字図書館」に対しての助成が決定した(本年度は災害への緊急支援はなし)。

 「Yahoo!基金」2006年度事業資金は合計13,75万6,200円(ヤフーからの基礎運営資金1000万円、一般寄付金187万8,100円、ヤフーからの寄付金187万8,100円)で、団体助成金額は合計503万2,100円(特定非営利活動法人 日本クリニクラウン協会に214万4,600円、社会福祉法人 日本点字図書館に288万7,500円)となった。残金は来年度の事業資金として繰り越される。

 「特定非営利活動法人 日本クリニクラウン協会」は、入院している子どものもとへクリニクラウン(臨床道化師)の温かい笑顔と心のこもったふれあいを届けることを目的として発足。主な活動内容はクリニクラウンの養成やクリニクラウンの派遣など。助成金使用プロジェクトとして「インターネット特有の双方向コミュニケーションの可能性を最大限に活用し、闘病生活を送る子どもクオリティー・オブ・ライフの向上を目指す」とのこと。

 「社会福祉法人 日本点字図書館」は、全国の視覚障害者を対象に、点字・録音図書や雑誌の製作貸し出し、図書情報の提供、中途視覚障害者のための点字教室、パソコン教室の開講、盲人用具の開発と販売、点字図書の出版、触図の製作などの事業を行っている。助成金使用プロジェクトとして「『視覚障害者用録音図書ネットワーク製作システム』の管理者用登録アプリケーションのWebアプリケーション化を行い、視覚障害者のための録音図書製作という同じ目的を持ち活動を行う全国の点字図書館やボランティアグループと製作システムを共有できるようにすることで、ネットワークを使った全国的な録音図書製作作業の協働を実現することを目的とする」とのこと。
《冨岡晶》
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