サンヨー、新型XactiにH.264採用——動画活用へ向けシックスアパートなどとコラボ | RBB TODAY
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サンヨー、新型XactiにH.264採用——動画活用へ向けシックスアパートなどとコラボ

IT・デジタル その他
サンヨー電機DIカンパニーDIシステムビジネスユニット企画部部長 豊田秀樹氏
  • サンヨー電機DIカンパニーDIシステムビジネスユニット企画部部長 豊田秀樹氏
  • 動画コーデックにH.264を採用した新製品Xacti「DMX-CG65」
  • ガングリップタイプの特徴あるスタイルや光学5倍ズームなど基本的な部分は、従来モデルDMX-CG6を踏襲する
  • 動画モード選択メニューで最高画質の「640×480 30fps MPEG-4 AVC/H.264」が選べる
  • 「Xacti 2.0 PROJECT」に協賛する各社のサービス
  • 発表会場には「Xacti 2.0 PROJECT」協賛各社の代表が集結した。向かって左端は、シックス・アパート代表取締役の関氏
 サンヨー電機は13日、同社のデジタルムービーカメラXactiシリーズの新製品として、動画コーデックにH.264を採用したDMX-CG65を4月下旬から発売すると発表した。実売予想価格は50,000円前後。

 また、同社はシックス・アパートなどインターネット上でさまざまなサービスを提供する4社とのコラボで、Xactiシリーズを活用した「つながり」を普及していくプロジェクト「Xacti 2.0 PROJECT」を立ち上げた。

 DMX-CG65は、従来製品であるDMX-CG6の動画コーデックをH.264に対応させた製品と考えてよい。具体的には動画コーデックにMPEG-4 Part10 AVC/H.264を、音声コーデックにMPEG-4 Part3 Audio AACを、それぞれ採用し、コンテナフォーマットにもMPEG-4 Part15 File formatを採用するなど、ISOに完全準拠となる。

 4GBのSDカードを使えば、高画質モード(640×480ピクセル、30fps、3Mbps)で2時間45分、Web向けの高画質モード(320×240、30fps)ならば10時間36分の録画が可能だという。その他のスペックは概ね従来モデルDMX-CG6を踏襲している。撮像素子は1/2.5型約637万画素のCCDで、レンズは35mm判換算で38mm〜190mmの光学5倍ズーム、開放f値3.5〜4.7。静止画撮影時の感度は最大でISO1600に対応する。ムービーの手ぶれ補正は電子式、静止画の手ぶれ補正はデジタル信号補正によるもので、ムービー撮影中に静止画を撮影する場合に、ムービーのカメラワークと手ぶれを自動判別する。専用のリチウムイオンバッテリーによる使用可能時間は、静止画撮影で約155枚(CIPA規格)、ムービー連続撮影で約70分、連続再生で約200分となっている。

 何と言っても、今回の新製品の最大の注目点はH.264対応だ。このコーデックは、圧縮率とクオリティの高さから、ネットワーク上での動画配信のスタンダードとして注目されている。たとえば、ワンセグやPlayStation Portable、iPod、Zuneなども対応しているほか、Podcastなどインターネット上の各種サービスでも使われているなど、既存のモバイル機器やネットワークとの親和性が高い。

 サンヨーでは、この新型Xactiを使って、インターネット上で動画をもっと楽しむことを目的に「Xacti 2.0 PROJECT」を立ち上げた。
 同プロジェクトには、ブログツールMovable Typeの提供や次世代BlogサービスVoxを展開するシックス・アパート、動画CMS(Contents Management System)「スタジオ」を提供するシーボックス、パーソナルインターネットテレビ局「てれびぃ」を展開するエムログ、ボイスブログ「ケロログ」を展開するボイスバンクなど、インターネット上で各種サービスを展開する企業が協賛し、Xactiや各社のサービス普及のための共同プロモーションを展開していくという。

 サンヨーでは、この新型Xactiを使って、インターネット上で動画をもっと楽しむことを目的に「Xacti 2.0 PROJECT」を立ち上げた。
 同プロジェクトには、ブログツールMovable Typeの提供や次世代BlogサービスVoxを展開するシックス・アパート、動画CMS(Contents Management System)「スタジオ」を提供するシーボックス、パーソナルインターネットテレビ局「てれびぃ」を展開するエムログ、ボイスブログ「ケロログ」を展開するボイスバンクなど、インターネット上で各種サービスを展開する企業が協賛し、Xactiや各社のサービス普及のための共同プロモーションを展開していくという。
《竹内充彦》
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