【スピード速報】《九州+沖縄特集》佐賀・宮崎はCATVが突出、長崎・鹿児島ではADSLが健在 | RBB TODAY
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【スピード速報】《九州+沖縄特集》佐賀・宮崎はCATVが突出、長崎・鹿児島ではADSLが健在

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【スピード速報】はhttp://speed.rbbtoday.com/の1週間分の計測データをもとに各種の統計データを速報でお伝えする。このサイトはIXに計測専用サーバを置き、月間計測数は40万を超え、統計データとしても十分な精度と信頼性を持っている。
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  • 計測された件数比なので、実際のシェアを反映しているわけではないが、九州+沖縄の8県における回線シェアは大きく異なり、各県の個性が浮き彫りになっている
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 今回は2007年2月27日〜3月5日の測定データを用いて、最新の手法によりIPアドレス等を用いた発信地解析を行い、九州と沖縄からのデータについて回線種別による占有率を算出した。

 図を見ての通り、九州+沖縄の8県における回線シェアは大きく異なり、各県の個性が浮き彫りになっている。まず、CATVが大きく突出しているのが佐賀県で、なんと9割近いデータがCATVによるものであった。佐賀県といえば隣県の地上波テレビ電波が届くため、受信可能なチャンネル数が地上波だけでもかなり多いことで知られているが、この極端なグラフとの関係が非常に興味深い。また、佐賀県ほどではないが、宮崎県もCATVからのデータが半数を超えており、ADSLの割合が少ないことが見受けられた。
 逆に、ADSLの割合が高かったのが鹿児島県と長崎県である。特に長崎県は光ファイバ(FTTH)の割合が佐賀、宮崎に次いで低く、ADSLから光ファイバやCATVへの移行がこれから進んでいくことが予想される。
 熊本、沖縄、大分の3県はグラフが似通っており、光ファイバの割合が全国平均を下回っている。九州+沖縄の8県でこの平均を上回ったのは福岡県のみであり、福岡市と北九州市という2大都市を抱える強みが現れたのではなかろうか。

 なお、グラフでは表すことができなかったが、九州+沖縄の8県においては、無線インターネットの割合が極端に低い。特に、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎の5県からのアクセスには、無線からのデータと判別できるものが皆無という驚くべき結果となった。計測された件数比なので、実際のシェアを反映しているわけではないが、今後の無線インターネットの普及により、シェアが大きく変わることも考えられる。今後の動向に注目したい。
《平野正喜》
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