特に近年では、間接的な経済的搾取の例が増加している。その理由として、オンラインアカウントの利用価値が大きく広がっていることが要因だという。YahooのIDなどは、それひとつでさまざまサービスを受けられることもあり、自分の知らないところで、必要以上の価値が生まれているのも理由になるという。
これら、間接的な経済的搾取の増加は、2006年12月にアメリカのPhishTankが発表した内容からも明らかだという。上位を紹介すると、1位にPayPal(インターネットを利用した決済サービス)、2位にはBarclays Bank PLC(金融サービス)が続き、3位にeBay(世界最大規模のインターネットオークションサービス)となっている。銀行系のオンラインサービス、特に大手の場合は、セキュリティにも対策が施されており、フィッシング対象が大手サイトのIDに移ってきていることがわかる結果だという。また、この傾向は非常に強く、米国の大手SNSであるMySpaceでもフィッシングが増加しており、オンラインゲームである『SecondLife』でも、ねずみ講やフィッシング詐欺が報告されているという。