パイオニア、業界初のPLC内蔵サウンドシステム | RBB TODAY
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パイオニア、業界初のPLC内蔵サウンドシステム

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パワーラインサウンドシステム「music tap」。陶器や花器をイメージしてデザインされ、主に20代後半から30代のDINKS女性をターゲットにしている。
  • パワーラインサウンドシステム「music tap」。陶器や花器をイメージしてデザインされ、主に20代後半から30代のDINKS女性をターゲットにしている。
  • サウンドステーション。前面と背面に計5系統の入力端子を持つ。サウンドデータはネットワーク上を16bit PCMで転送される
  • ネットワークスピーカーL。スピーカーは本体上面に設置されている
  • ネットワークスピーカーS。対人センサーを内蔵し、各部屋に設置することで「音楽が追いかけてくる」感覚が味わえる
  • iPod用コントロールドック。付属のリモコンを使うと、ネットワークスピーカーからiPodを操作できる
  • XW-PSS01に付属のリモコン(下)と、IKD-01に付属のリモコン(上)
 パイオニアは、PLC(Power Line Communication)によるネットワーク機能を内蔵したパワーラインサウンドシステム「music tap」(XW-PSS01)、および増設用オプションスピーカーL(XW-PSS01-L)、同S(XW-PSS01-S)を3月下旬に発売する。また、同システムと親和性の高いiPod用コントロールドック(IDK-01)を同じく3月下旬に発売する。実売予想価格は、XW-PSS01が68,000円前後、XW-PSS01-Lが27,000円前後、XW-PSS01-Sが19,000円前後、IDK-01が14,000円前後。

 パワーラインサウンドシステムは、PCやミニコンポ、ポータブルオーディオプレーヤーなどの音楽ソースを接続し、ネットワークスピーカーへ出力するサウンドステーションと、25Wステレオ対応のネットワークスピーカーL、5Wモノラル対応のネットワークスピーカーSから構成される。

 サウンドステーションの入力端子は、前面にUSB A端子×1、アナログミニジャック×1、背面にRCAジャック2系統、USB B端子×1の5系統。

 サウンドステーションと各スピーカーは、PLCで接続されるため、別々の部屋や1階と2階など、離れた場所に設置することができる。サウンドステーションとスピーカーは、それぞれの電源ケーブルをコンセントに接続するだけで、自動的にネットワーク接続される。

 なお、ネットワークスピーカーLとネットワークスピーカーSは、別々に使うことを想定している。ネットワークはCh-AとCh-Bという2系統を同時に利用することができ、サウンドステーションに接続した2種類の音源を、それぞれ別のスピーカーに出力することもできる。

 ネットワークスピーカーSには、対人センサーを搭載し、人が近づくと電源が自動的にONになり、曲が流れ出す仕組みが用意されている。各部屋にスピーカーSを設置しておけば、人間の移動に合わせて「音楽が追いかけてくる」感覚が味わえる。

 増設用オプションスピーカーLと同Sは、XW-PSS01に同梱されるものと基本的に同じ。ネットワークには最大4台のスピーカーが増設可能で、もともとの2台と合わせて、計6台までのスピーカーを設置することができる。

 なお、PLC機能を提供するチップメーカーは非公開。カタログ上は、他社のPLC製品との混在を避けるよう明記されるという。

 iPodコントロールドックIDK-01は、付属のカードリモコンでドックに接続したiPodをコントロールできるほか、サウンドステーションに接続することにより、スピーカーのある部屋からiPod本体のリモコン操作も可能になる。
《竹内充彦》
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