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★ Slash Gamesは、2007年6月1日より「インサイド」になりました
世界最大のPCメーカーが日本のゲーマーに急接近!『デル ゲーマーズチャレンジinアキバ』
1月11日
寒さにも負けず長い行列
 デル株式会社は1月10日、東京・秋葉原でゲーマー向けイベント『デル ゲーマーズチャレンジinアキバ』を開催した。デルは世界最大のコンピューターメーカーで、アメリカでは数々のゲームイベントに参加している。しかし日本法人によるゲーマー向けイベントは初めて。日本最大のLANゲームパーティを手がける「BIGLAN実行委員会」のコラボレーションで、僅か5時間ながら、ゲーム大会あり、新製品発表あり、豪華プレゼントあり、サプライズプレゼントあり、とお楽しみが連続し、大いに盛り上がった。

 イベントは水曜日の午後から行われた。ほとんどのゲーマーにとって学校や仕事がある平日で、しかも寒い。デルのブランド力を持ってしても、果たして人が集まるのか……。しかしそんな不安は無用だった。会場のカフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店には、まだ準備中の14時過ぎにお客さんが訪れて並び始めた。晴天とはいえ風も冷たいというのに、この行列は少しずつ伸びて、開始時間の15時には10メートルほど先の曲がり角を回り込むまでになった。イベントの開催は昨年に決まっていたが、デルのWebサイトでの告知は年明けから。メディアでの告知は前週から前日という短い周知期間。それでも街には人が絶えず、イベントを盛り上げてしまう。恐るべし秋葉原パワーだ。

■盛り上がる「フラットアウト2」ゲーム大会

 行列の目的はメインイベント「フラットアウト2」のゲーム大会。先着100名に漏れなく参加賞として振動ヘッドフォンが提供される。4人同時対戦で、上位2名を勝者とし、1勝した人の先着30名にゲーミングマウス「ロジクールG3」をプレゼント。2勝すればターガス社製XPSロゴ入りバックパックがプレゼントされる。つまり、先着30人以内で2勝すれば、これらの商品がすべてもらえるという大盤振る舞いだった。

 「フラットアウト2」のゲームモードはディストラクション。広場でお互いのクルマをぶつけて壊し合うという格闘モードだ。FPSのデスマッチの"生き残れば勝ち"とは違い、ぶつけたときの派手さを競う。つまり前へ行くだけのレーシングテクニックとはまったく異なる操作が必要だ。だからこそレースゲームの慣れは不要で誰でも楽しめる。開始から2時間ほど経つと、通りすがりの参加者もたくさん並び、スーツ姿や女性も加わって盛り上がった。休日なら子供も加わって大騒ぎになったかもしれない。

 一方、店内では4台のPCでLANゲームパーティを再現したコーナーも用意された。こちらは賞品には関係ないものの、やはり「フラットアウト2」で盛り上がる。PCはデル社製ノートとデスクトップのほか、自作デコパソ2台が参加し、LANゲームパーティという文化を紹介していた。自分でパソコンを持ち込んで遊ぶLANゲームパーティは、ゲーマー遊びの極みである。デルのXPSと大型液晶モニタはPCゲームの達人もうらやむスペックだ。

 デルのXPSシリーズLANパーティを意識して、光る筐体を採用している。デスクトップはLEDで前面がきらめき、ノートタイプもカバーや再度など随所でライトアップする。ゲーマーにとってPCはゲームソフトを走らせる道具ではなく、愛して目立たせるアイテムなのだ。デルの筐体は光を上品に纏い、デルのブランドとゲーマーの志向を美味くバランスさせている。デザイナーがきちんと作れば、PCはこんなに面白くなるのだ。

デルのPCでゲーム大会! 会場奥にはLANゲームパーティ体験コーナーも

■サプライズイベント、デル最新PC発表会

 イベントが最高潮に盛り上がった16時頃、会場には黒いコンテナが搬入された。そこから取り出されたPCが参加者を驚かせる。真っ黒で艶やかなデスクトップPCは、本日発表されたばかりのデルの最新ゲーミングPC「XPS710」だった。そう、このイベントが週末ではなく、平日ど真ん中に開催された理由は、この最新PCの発表会に合わせたからだ。

 報道陣向けの発表会は14時からUDXビルで行われ、このXPS710はその発表会場から直接搬入された。秋葉原を闊歩する人々は報道発表会の開催を知らないから、突然の最新型の登場に騒然となった。CPU、グラフィックカードに最高のパーツを使うだけではなく、デルとしては初めての水冷キットを組み込んだマシンを見て、ゲーマーからはため息が漏れる。性能が最高と言うだけなら自分でも作れる。しかしこの美しさは作れない。

 XPS710の美しさはボディの黒だけではなく内部にも及んでいる。在来製品同様に、拡張カード類の取り付け方式をクリップ式とし、スクリューレスとなっているほか、5インチHDDベイはドライブのコネクタが開口部に向いているため交換やメンテナンスが容易だ。ガッシリとした補強フレームの下には、ロゴ入りの黒いカバーで覆われた水冷キットが存在を主張する。メーカーがキッチリデザインすると、PC内部はここまで美しくなるのだ。

 そしてなによりも驚くのは、ここまで美しく作り上げた内部を黒いカバーで覆ってしまったこと。デコパソユーザなら、ここまでカッコよくしたらアクリル製カバーにして見せたくなると思うはずなのに! XPX710の内部は、スポーツカーのボンネットの下に隠されたエンジンのように、美しさの存在を隠している。なんという美学だろうか。

 カバー付きとカバー無しのふたつのXPS710は、同時に発表された27インチワイド液晶モニタ「2707FEP」と並べられ、会場に集まったゲーマーを魅了した。この27インワイド液晶モニタもゲーマーには垂涎モノ。高コントラストで応答性能6msを達成し、レースやFPSでも残像を押さえたクリアな画面を表示する。PCゲーマーにとって、デルの液晶モニタは定評のあるブランドだ。それがますますパワーアップして登場したわけだ。

XPSノートユーザのゲームライター、三浦氏が魅力を語り、会場に突然現れた最新型XPS710とイベントのマスコットガール、萩原音ちゃんの撮影会

(左)オールブラック塗装のボディが美しいXPS710。植木の映り込みに注目。この黒はどこか日本的で、デコパソファン的には金粉で蒔絵を施したくなる、(右)XPS710は内部も美しい。ビデオカードはSLI構成で電源は1000W。これが抽選でプレゼントされた

■抽選会でXPS710と2707FEPをプレゼント!

 イベントのラストは日本最大のLANパーティ「BIGLAN」と同じく、プレゼント大会で盛り上がった。ゲーム参加者への賞品の引き渡しが終わると、いよいよラストの抽選会。ゲームイベントに2勝した参加者すべてを対象にくじが引かれ、なんと、今日発表されたばかりのXPS710とワイドモニタ2707WFPをプレゼント。最高構成、約50万円相当のPCが幸運な参加者に引き渡されると、会場内に歓声が沸き起こった。

 実は、参加者にはもうひとつプレゼントがあった。デル株式会社広報本部の呉マネージャからゲーマーに向けたスピーチがあり、最後までイベントに参加してくれた人全員に、デルのロゴ入り体脂肪計がプレゼントされた。健康管理にも気をつけて、というメッセージに参加者たちは苦笑いしつつ、和やかに散会となった。

 開催中もゲーム大会への行列は途切れず、先着100名に用意された参加賞はすべて配布され、寒い平日に人は来るのか、という心配もかき消された。呉氏は「初めてのゲーマー向けイベントは大成功。今後もゲーマーのみなさんに喜んでもらえるようなイベントを考えたい」と語っていた。次のイベント開催を期待したい。

デルのロゴ入り体脂肪計を手にニッカリとほほえむ呉マネージャ

(杉山淳一@RBB)
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