マイクロソフト、6件の緊急を含む計10本のWindowsとOffice向けパッチを配布 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

マイクロソフト、6件の緊急を含む計10本のWindowsとOffice向けパッチを配布

エンタープライズ その他
 マイクロソフトは11日、月例のセキュリティアップデートとして、Windows本体およびOfficeなど関連ソフトウェアの脆弱性を回避する修正プログラムをあらたに公開した。今月は深刻度が最上位の「緊急」が6件と、それに次ぐ「重要」が1件、「警告」が2件、「注意」が1件となっている。

 今回「緊急」の対象となったのは、Windows本体の「Explorer」と、Word/Excel/PowerPointなど「Office」ソフトウェアというミッションクリティカルな部分なため、早急な対応をおすすめしたい。

 なお、これらのアップデートは「Microsoft Update」または「Windows Update」から、修正プログラムにより自動適用できるようになっている。

 今回「緊急」として公開されたセキュリティー情報は以下のとおり。

●Windows Explorerの脆弱性により、リモートでコードが実行される(923191)
 セキュリティ情報の番号:MS06-057
 影響を受けるソフトウェア:Windows Server 2003/XP/2000

●Microsoft PowerPointの脆弱性により、リモートでコードが実行される(924163)
 セキュリティ情報の番号:MS06-058
 影響を受けるソフトウェア:PowerPoint 2003/2002/2000、同 2004 for Mac/v. X for Mac

●Microsoft Excelの脆弱性により、リモートでコードが実行される(924164)
 セキュリティ情報の番号:MS06-059
 影響を受けるソフトウェア:Excel 2003/2002/2000、Excel Viewer 2003、Works Suite 2006/2005/2004(英語版)、Office 2004 for Mac/v. X for Mac

●Microsoft Wordの脆弱性により、リモートでコードが実行される(924554)
 セキュリティ情報の番号:MS06-060
 影響を受けるソフトウェア:Word 2003/2002/2000、Word Viewer 2003、Works Suite 2006/2005/2004(英語版)、Office 2004 for Mac/v. X for Mac

●Microsoft XMLコアサービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される(924191)
 セキュリティ情報の番号:MS06-061
 影響を受けるソフトウェア:XML Parser 2.6、XMLコアサービス 6.0/4.0/3.0、XMLコアサービス 5.0(SP1)が適用されたOffice 2003

●Microsoft Officeの脆弱性により、リモートでコードが実行される(922581)
 セキュリティ情報の番号:MS06-062
 影響を受けるソフトウェア:Office 2003/XP/2000、Project 2002/2000、Visio 2002
《村上幸治》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top