NICT、独自開発のインターネット用時刻同期サーバによる日本標準時配信サービスを開始 | RBB TODAY
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NICT、独自開発のインターネット用時刻同期サーバによる日本標準時配信サービスを開始

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 独立行政法人情報通信研究機構(NICT)は本日、独自に開発したインターネット用時刻同期サーバを利用した、一般ユーザ向けの日本標準時配信サービスを開始したと発表した。現在、日本国内には一般公開されているNTP(Network Time Protocol)サーバが少なく、サーバの混雑による時刻精度低下を緩和するのが目的。

 今回NICT内に設置されるシステムは、インターネット上でもっとも利用されているNTPに準拠。時刻精度は10ナノ(1億分の1)秒以内、処理能力は毎秒100万リクエスト以上と世界最高水準の性能を持ち、現在の国内の需要を十分にカバーできると予想されている。また、時刻源、サーバ、ネットワーク、電源をすべて冗長化構成とすることで高い信頼性を確保した。

 NICTでは、NICT NTPサービスを利用したソフトウェア、ハードウェア、およびそのアイディアを募集する「NICT NTPクライアントコンテスト」を開催中だ。
《富永ジュン》
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