ほぼ日が「TARO MONEY」コインを販売〜岡本太郎「明日の神話」再生プロジェクト | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ほぼ日が「TARO MONEY」コインを販売〜岡本太郎「明日の神話」再生プロジェクト

エンタメ その他
TARO MONEY
  • TARO MONEY
 芸術家岡本太郎さんが手がけた巨大壁画「明日の神話」。38年前の1968年に描かれ、長い間行方不明になっていたが、2003年にメキシコで発見、今年の7月8日から東京・汐留で一般公開されることになっている。このいわくつきの壁画「明日の神話」の再生を支援する応援団「太郎の船団」の一員である糸井重里が、自身の主宰するホームページ「ほぼ日刊イトイ新聞」にて新しい試みをはじめた。

 「ほぼ日刊イトイ新聞」では、「TARO MONEY」というコインを制作、5月9日よりこれを販売する。岡本太郎の顔と『太陽の塔』の絵が入った小さなコインで、通貨単位の「TARO」が刻まれたもの。TARO MONEY のパッケージには、個別の番号が刷られていて、パッケージに記載された指定ページにこの番号を使ってアクセスすると、『明日の神話』に寄付した証しとして、名前が登録できるしくみになっている。

 収支はすべてWeb上で公開し、コインの利益は「明日の神話」再生(修復と運搬、保管、展覧などの費用)に全額役立てるとのこと。4枚セット2,000円となる。初回プレスは5,000セット、完売後は追加販売を検討するとのこと。コインは「ほぼ日刊イトイ新聞」サイトで販売されるほか、5月下旬より岡本太郎記念館(東京・青山)、日本テレビ(東京・汐留)にて販売される。

 ほぼ日刊イトイ新聞では「気持ちのやりとりの道具として、広がっていくこと」がテーマで「ほんとうの貨幣ではありませんが、人に親切にされたときや、誰かに拍手したいとき、このTARO コインをプレゼントする。そういう使い方ができるかな、と思っています。」とのことで、いろんな使い方でのコインの「流通」を期待している。
《冨岡晶》
【注目の記事】[PR]

特集

page top