JPドメインの累計登録数が80万件を突破。日本語JPドメインも過去最高で世界第2位に | RBB TODAY
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JPドメインの累計登録数が80万件を突破。日本語JPドメインも過去最高で世界第2位に

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 日本レジストリサービス(JPRS)は2日、JPドメイン名の2006年3月1日現在の累計登録数が初めて80万件を突破し、801,997件となったと発表した。

 また、日本語JPドメイン名の登録数も118,450件と過去最高を記録した、とあわせて発表した。この日本語JPドメイン名の登録数はJPドメイン名全体の15%を占めるとともに、世界で248あるccTLD(国別ドメイン名)の国際化ドメイン名の中では、ドイツに次ぎ、台湾とともに世界第2位の地位を占めているという。

 3月1日現在のJPドメイン名の登録内訳は、「○○○.jp」という形式の汎用JPドメイン名が453,285件(ASCII文字のドメイン名:334,835件、日本語JPドメイン名:118,450件)、また「co.jp」「ne.jp」などの属性型・地域型JPドメイン名が348,712件となっている。

 前年同日との登録数比較では、属性型・地域型JPドメイン名が6%、汎用JPドメイン名が31%とそれぞれ堅調に増加し、JPドメイン名全体では19%の増加となった。中でも、日本語をそのままドメイン名として用いた日本語JPドメイン名は、1年間で81,642件から118,450件へと36,808件増加し、1.45倍の登録数へと躍進しているという。

 日本語JPドメイン名の躍進について、JPRSでは

「この日本語JPドメイン名の登録数の躍進は、日本語JPドメイン名の利用環境の整備が一段と進み、それにより、登録活用がいっそう促進された結果であると見ています。特に、IDN機能を実装した『Internet Explorer 7』のBeta 2Preview版が公開されたことと、JPRSが日本語JPドメイン名の活用方法を開拓して来たことが大きな推進力になったものと考えられます。」

とコメントし、続けて

「さらに現在は、検索サイト『Google』およびポータルサイト『Yahoo!』『goo』などの各種検索サイトが日本語JPドメイン名に対応し、検索結果のURLが日本語JPドメイン名で表示されるようになるなど、日本語JPドメイン名の利用環境は急速に進んでいます。これに伴い、新商品・キャンペーン名や人名など、ビジネスユース、パーソナルユースともに『分かりやすく』『覚えやすい』日本語JPドメイン名の優れた特徴を活かした登録と活用がいっそう促進された結果だと見ています。」

と述べている。
《村上幸治》
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