ソフトバンクグループは10月20日（木）、「チャンネル型動画配信」「ビデオオンデマンド」「動画検索」の3サービスからなるインターネット動画サービス『TV Bank（テレビバンク：仮称）』の実証実験を開始した。来春の正式サービス開始を目指す。 現在提供されている動画コンテンツは、「ニュース＞APワールドニュース」「投稿動画＞Stupid Video」の『チャンネル型動画配信』（300〜768kbps）2チャンネルと、スポーツ・映画・アイドル・グラビア・カルチャー・ドラマ・アニメの『ビデオオンデマンド』（1.5Mbps）600本。今後コンテンツは追加される予定だが、具体的な計画については現在のところ公表されていない。 『動画検索』では、「TV Bank動画（準備中）」「ニュース動画」「ウェブ動画」から、キーワードによる動画配信サイトの検索が可能となっている。 「TV Bank」ベータは、視聴環境を満たすべてのインターネットユーザを対象に無料公開されている。推奨回線速度は2Mbps以上で、視聴にはWindows Media Player9シリーズ以降、Internet Explorer 6 Service Pack 1以降が必要となる。 無料ブロードバンド放送局として今年4月にオープンしたUSENの「GyaO（ギャオ）」が、サービスから4か月で200万登録ユーザを獲得、同時期にスタートした「MSNビデオ」も5か月で月間ユニークアクティブユーザ数（実際利用しているユーザ数）270万人を突破するなど好調だが、ソフトバングの新サービス『TV Bank』にも期待したい。
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