アイ・オー・データ機器は、ハイスキルユーザー向けPCパーツブランド「挑戦者」から、スパンニングやミラーリングに対応したストリーミングサーバ組立キット「SOTO-HDLWU（通称:LANTank）」を5月末に発売する。価格はオープンで、Web直販サイト「ファクトリストア」での販売価格は送料込みで19,800円。 LANTankは、HDDが2台まで搭載できるサーバ組み立てキットで、2台のHDDを1台のように見立てる「スパンニング」や、2台同時に同じ内容を書き込むことでデータ保存の信頼性を向上させる「ミラーリング」に対応するのが特徴。 また、動画や静止画ファイルをネットワークメディアプレーヤーで再生可能にするAVサーバ機能や、iTunesと連携できるミュージックサーバ機能といったストリーミングサーバ機能も搭載されている。このほか、簡易Web/FTPサーバやtelnetも利用可能だ。 CPUにはSH-4 266MHzが採用され、メインメモリは64Mバイト。OSはSH-4用に移植された「Debian GNU/Linux」ベースのもので、付属CD-ROMに収録されているソースコードを元にカスタマイズすることも可能となっている。 ネットワークインターフェースとして100BASE-TXが装備されているほか、USB2.0による外付けHDDの拡張接続も可能。さらに、別売りの専用ケーブル「SERIAL-KIT」により、シリアルコンソールからの操作も行える。 なお同製品には、挑戦者が付ける難易度ランキングの中でパソコン上級者向けと位置づけられている「ムズカシィ〜」が初めて付けられている。また、購入後のサポートは初期不良以外受けられないので注意が必要だ。
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