イー・アクセス、1.7GHz帯でのW-CDMA実験局本免許を取得。東京都内で実証実験開始へ | RBB TODAY
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イー・アクセス、1.7GHz帯でのW-CDMA実験局本免許を取得。東京都内で実証実験開始へ

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 イー・アクセスは、同社の100%子会社であるイー・モバイルが、1.7GHz帯におけるW-CDMAでの実験局本免許を19日付けで総務省より取得したことを発表した。IMT-2000の指定バンドである1.7GHz帯におけるW-CDMA実証実験は世界的にもまだ例が少なく、国内ではイー・アクセスが初めてだという。

 実証実験は、都心エリアおよび住宅地エリアにおいて実施される。これについてイー・アクセスは、商用化に向けての実験としては最適な環境であるとしている。具体的には、5月12日の決算説明会の席上で、新宿区の四谷エリア/市ヶ谷台エリア/大京町エリアと世田谷区大蔵エリアで計4局であると説明されている。

 実験内容としては、米ルーセント・テクノロジーおよび富士通の協力のもと、1.7GHz帯での電波伝搬・W-CDMA機能検証、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)などの先端技術検証のほか、高速データ通信に備えた周波数有効利用促進のため、世界的に主流である3セクタ方式に加え、6セクタ方式を当初より盛り込む。

 なお、HSDPAのラボ(研究室)での実験については、同一キャリア内で音声トラヒックとHSDPAトラヒックを同時に伝送することに、1.7GHz帯では初めて成功して終了したという。
《小笠原陽介》
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