キヤノンは、手ブレ補正機能付き光学12倍ズームレンズ搭載の500万画素デジタルカメラ「PowerShot S2 IS」を6月2日に発売する。価格はオープンで、実売予想価格は6万円弱。 PowerShot S2 ISは、2004年3月に発売した手ブレ補正機能搭載モデル「PowerShot S1 IS」の後継機種。シフト式光学手ブレ補正機構と、超音波モーター(USM)の採用はそのままに、ズーム倍率を従来の10倍から12倍へ高倍率化した。CCDは、320万画素から500万画素へ、画像処理エンジンも「DIGIC II」に強化している。 バリアングル液晶のサイズは、1.5型から1.8型へ拡大。視野率100%の電子ビューファインダーを備える。 さらに、動画撮影中にも静止画の撮影が可能な「フォトインムービー」機能、動画撮影を1タッチで開始できる「ムービーボタン」、被写体にレンズ先端0cmまで近づいて撮影できる「スーパーマクロ撮影」機能を搭載した。 測距点は1点、焦点距離は6〜72mm、35mm判換算の画角は36〜432mmに相当する。開放F値はF2.7〜F3.5、シャッタースピードは1/3,200〜15秒。感度はISO50〜400をサポート。 記録メディアはSDメモリーカード。最大記録解像度は、静止画が2,592×1,944ピクセル、動画は640×480ピクセル(VGA)、30フレーム/秒となる。 本体サイズは幅113×高さ78×奥行き75.5mm、重さは405g。電源は、単3形アルカリ電池×4本を採用する。