マイクロソフトは13日、月例のセキュリティアップデートとして、Windowsをはじめとする各種ソフトウェアの脆弱性を回避する修正プログラムを、新たに8件公開した。そのうち5件の最大深刻度が、4段階の最上位である「緊急」に指定されている。また、すでに公開済みのセキュリティ更新プログラム2件の更新も併せて提供された。 今月あらたに公開されたのは、セキュリティ情報の番号がMS05-016からMS05-023までのもの。「緊急」指定されているものの対象プログラムには、Windows自体のほか、Internet ExplorerやMSN Messenger6.2、またWord2000/2002/2003やWorks Suite 2001/2002/2003/2004といった身近なものも含まれる。 対象ソフトウェアがWindowsおよびInternet ExplorerであるものはWindows Updateに、WordであるものについてはOffice アップデートにアクセスすることで、自動的に修正プログラムを適用できる。 ただし、対象がExchangeServerおよびMSN Messengerであるものについては、ユーザーが自分でマイクロソフト ダウンロード センターから修正プログラムをダウンロードし、実行することで適用する必要がある。