ビクター、世界で初めて片面2層のDVD-RWディスクを開発 | RBB TODAY
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ビクター、世界で初めて片面2層のDVD-RWディスクを開発

IT・デジタル レコーダー
 日本ビクターは4日、新開発の高感度記録膜や消去性能を高める新記録方法「N−ストラテジ(仮称)」、および同社独自の高精度薄膜形成技術により、世界で初となるDVD-RW片面2層ディスク技術を開発したと発表した。また、現行DVD-RWディスク製造設備を用いて同ディスクを大量生産できる「対向貼り合わせ方式」も合わせて開発されている。

 同技術により作られるディスクは、片面2層で合計容量8.5Gバイトと、現行の片面単層で4.7GバイトのDVD-RWディスクに対し約1.8倍もの大容量を実現し、1枚のディスクを裏返すことなく最高約11時間の長時間記録が可能だとしている。

 ビクターでは、このディスクの開発により、これまで追記型だけであった片面2層のDVDディスクに書き換え型の機能を付加し、ビデオレコーダーやPCドライブ、モバイルなど、幅広い分野へ応用展開を図っていくという。さらに今後の実用化に向け、もう一段の特性改善を進めるとともに、DVDフォーラムへ規格提案を行いDVD-RW片面2層ディスクの普及、発展に努力していくとしている。
《村上幸治》
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