AirH”の256kbpsサービスは05年2月から。新端末も披露 | RBB TODAY
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AirH”の256kbpsサービスは05年2月から。新端末も披露

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 これまで2004年度内とされていたAirH”の256kbpsサービスだが、2005年2月から開始される。AirH”のリニューアルと今後の高速化の説明会で明らかにされた。
  •  これまで2004年度内とされていたAirH”の256kbpsサービスだが、2005年2月から開始される。AirH”のリニューアルと今後の高速化の説明会で明らかにされた。
  • 256kbpsに対応したデータ通信カード。アンテナがスケルト
 これまで2004年度内とされていたAirH”の256kbpsサービスだが、2005年2月から開始される。AirH”のリニューアルと今後の高速化の説明会で明らかにされた。

 「DDIポケットのサービスは開始が遅れることがあるが、今回は準備が万端」としたのは、同社の喜久川政樹氏だ。12月には、マスコミや法人向けに試験サービスを開始し、2005年2月に商用サービスを開始する予定を明らかにした。

 またあらたなデータ圧縮サービス「メガプラス」も同時に開始される。ここでは、最大で5倍の体感速度を実現。“メガクラス”としている。このメガプラスでは、専用のクライアントソフトが必要で、2月以降の端末に同梱される。利用料金だが「設備投資がかなりかかった。増速が確実に感じられるので有償で提供する」と示した。なお、2005年7月末まではキャンペーン期間として無料で提供する予定。

 同社は、2005年2月2日に「ウィルコム」に社名を変更するがこれに合わせて、ブランドのリニューアルも実施する。ここでは、AirH”のロゴのほか、32kパケット方式を「1xパケット方式」、128kパケット方式を「4xパケット方式」、256kパケット方式を「8xパケット方式」に呼称を変更。この8xとは、32kbpsのリンクを束ねた数を表している。このうち、8xパケット方式については「エアエッジプロ」として、ハイエンドユーザに訴求していく方針だ。

 さらに、ネットワークのIP化のロードマップも示された。現在の基地局は、NTTのISDNネットワークをバックボーンに利用しており、この状態では256kbps(8x)のサービスを提供するのが限界だ。そのため次の段階では、バックボーンをウィルコムが構築したIP網に切り替え。将来的には、各基地局に光ファイバーを接続し1Mbpsを超えるサービスを提供する計画だ。また、現在は1チャンネルあたり32kbpsの通信が可能だが、これを96kbpsまでに高速化。これを16本束ねることで1.5Mbpsのサービスも可能だとしている。

 また使いやすさの向上も目指す。AirH”はノートPCで利用するケースが多いが「最近のノートPCはCD-ROMドライブを内蔵していないこともある」との理由で、端末のドライバーやユーティリティをUSBメモリーで提供。端末とセットで販売する。このUSBメモリーは、ノートPCに挿すと自動的にインストーラーが起動し、画面に従って操作をすると設定が完了するというものだ。
《安達崇徳》
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