フュージョン・コミュニケーションズ(フュージョン)は、エネルギア・コミュニケーションズと共同でメッシュネットワークを用いた無線LANのフィード試験を開始する。 広島県大崎上島町にて行われ、2005年1月から9月までは無線LANネットワークの検証を、10月から2006年3月までは各種通信サービスの実験を実施する。 実験では、屋外でのIP電話の利用を想定。無線LANを面的に張り巡らすためにメッシュネットワークを採用する。ここで構築されるメッシュネットワークだが、エネルギアコムのFTTH網を利用し、無線LAN基地局間で接続するルートを自動的に最適化する機能も実装。障害が発生しても別のルートを経由して接続できる。 ここでは、メッシュネットワークの構築とIP電話の音声品質確保における技術的検証と商用サービスに向けた検討が行われる。