マイクロソフト、Windowsの脆弱性を回避する修正プログラム5本を公開 | RBB TODAY
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マイクロソフト、Windowsの脆弱性を回避する修正プログラム5本を公開

エンタープライズ その他
 マイクロソフトは15日、Windowsの脆弱性を回避する修正プログラム5本を公開した。最大深刻度はいずれも「重要」で、対象はそれぞれ異なるが、かなり広範にわたるものもある。

 とりわけMS04-041の「WordPadの脆弱性により、コードが実行される(885836)」は、すべてのWindows利用者が対象となる。WordPadをまったく利用しないユーザーでも、悪意のWebページを開いてクリックしてしまうと、この脆弱性を攻撃される可能性があるため、必ず修正プログラムを適用しておくべきだ。ただし、Windows98/98SE/Meについては、深刻度が「緊急」でないため、修正プログラムは提供されない。

 またMS04-043の「ハイパーターミナルの脆弱性により、コードが実行される (873339) 」ならびにMS04-044の「Windows カーネルおよび LSASS の脆弱性により、特権の昇格が起こる (885835) は、Windows98/98SE/Meを除くWindowsの各バージョン利用者が対象。ハイパーターミナルの脆弱性は、WordPadの場合と同様、それ自体を使っていなくても、悪意のWebページをクリックすることで攻撃される可能性がある。残り2本はサーバー系のWindowsが対象となっている。

 修正プログラムはWindows Updateから適用できるので、早めに対応しよう。
《小笠原陽介》
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