NTT東日本とNTT西日本は、戸建て住宅向けのBフレッツのオプションサービスとして提供するIP電話サービス「戸建住宅向けIP電話サービス」について総務省に認可申請を行った。 認可申請を行ったのは、このサービスから県間、国際、携帯電話、PHSなどへに発信する際の通話料金。認可が得られれば、NTT東日本は2005年1月から東京23区の一部から、NTT西日本は2005年4月から大阪府や政令指定都市にて順次、サービスを開始する予定だ。 ここでは、電話番号は地域属性型、固定電話並みの品質でサービスを提供。番号ポータビリティも可能だ。また、ナンバーディスプレイ、ナンバーリクエストなど従来の固定電話にあるようなオプションサービスも用意されている。 なお両社ともに、法人と集合住宅向けにはすでにIP電話サービスを提供している。今回、戸建て住宅向けへの参入を表明したことで、本格的にIP電話サービスに乗り出すことになる。