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イー・アクセス、モバイルブロードバンドでは1.7GHz帯のFDD方式を優先的に使用

 移動体のブロードバンド接続サービスの開始を目指しているイー・アクセスだが、1.7GHz帯を利用したFDD方式を優先的に採用することを明らかにした。

 これまで同社は、2GHz帯を用いたTD-SCDMA(MC)を利用した実験を進めており、商用サービスではこの方式が用いられると思われていた。しかし、9月30日に総務省が1.7GHz帯を新規事業者向けに開放すると発表。これを受け同社は名乗りを上げた。

 1.7GHz帯を用いる理由は2つ。1つめは、割り当てられる帯域が広いことだ。今のところ総務省は、2.0GHz帯は15MHzの帯域幅を1.7GHz帯は40MHzほど割り当てる方針だ。同社ではこれに対して、「2GHz帯は1事業者、1.7GHz帯は2事業者を割り当てるべき」(同社代表取締役兼CEOの千本倖生氏)と意見を提出している。これに基づけば、2GHz帯は1事業者につき15MHz、1.7GHz帯は20MHz割り当てられることになる。

 2つめは、「1.7GHzは、いい周波数」(千本氏)としているように、2GHz帯よりも1.7GHz帯の方が回り込みがきくことにある。

 FDD方式にはドコモとボーダフォンが利用している「W-CDMA」とKDDIが採用している「CDMA 2000」があるがどちらを採用するかは決まっていない。また、「ADSLのように新しい技術は次々に投入する」(千本氏)としており、サービスが開始されても新しい技術が出てきたらさらなる高速化が図られる計画であることも示された。なお、「1.7GHz帯が取得できれば2GHz帯での事業は行わない」(千本氏)としているように、どちらか一方でしかサービスは行わない。

同社代表取締役兼CEOの千本倖生氏
同社代表取締役兼CEOの千本倖生氏
(安達崇徳@RBB 2004年11月4日 18:14)


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