日本テレコムホールディングス、平成16年3月期の連結予想を大幅下方修正。日本テレコム売却にともなって | RBB TODAY
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日本テレコムホールディングス、平成16年3月期の連結予想を大幅下方修正。日本テレコム売却にともなって

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日本テレコムホールディングス、平成16年3月期の連結予想を大幅下方修正。日本テレコム売却にともなって
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 日本テレコムホールディングスは、平成16年3月期の連結業績予想を従来予想の620億円の黒字から、1040億円の赤字に大幅下方修正した。日本テレコムのリップルウッドへの売却に伴うもので、経常利益ベースでは2120億円の黒字と、こちらは当初予想(2130億円の黒字)とほぼ同じ数字となっている。

ボーダフォン社長兼CEOダリル E. グリーン氏
 日本テレコムホールディングスは、日本テレコムを売却したことにより、携帯電話事業であるボーダフォン(旧 J-PHONE)に注力することになるが、現在ボーダフォンは純増シェアが30.6%(FY03 Q1)から11%(FY03 Q2)に急落するなど純増数が伸び悩んでいる。これについては、新規と買換の端末価格差のリバランス、パケット割引の提供など、純増シェア回復のための対策をおこなっているという。また、他社とくらべて出遅れていた3G(第3世代携帯電話)サービスにおいても、年内に本格的なサービスを開始する計画だ。

 なお、日本テレコムのリップルウッドへの売却が11月14日に完了したことにともない、12月9日の臨時株主総会において日本テレコムホールディングスは「ボーダフォンホールディングス株式会社」へと社名を変更する予定。

中間期 連結決算概要
(単位:十億円) 2002年度
中間期
2003年度
中間期
前年
同期比
営業収益
ボーダフォン
日本テレコム
885
712
175
903
756
158
2.0%
6.2%
▲9.4%
営業費用
営業利益
742
143
778
125
4.8%
▲12.2%
経常利益
当期利益
141
44
124
-125
▲12.4%
EBITDA
マージン
30.4% 30.5% 0.1pp
《伊藤雅俊》
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