シマンテックは、安易なパスワードを狙って感染を広げるワーム「W32.Tzet.Worm」について警告を行っている。 発病すると、インターネット上のランダムなサイトに対して再感染動作をするほか、PC起動時に自動起動するよう設定、バックドアの存在をIRCで通知する。また、HTTPトラフィックの再ルーティングや、人気ゲームのキー情報の盗用、特定コンピュータへのサービス拒否（DoS）攻撃などの動作をする。 再感染で狙われるパスワードは、アカウント名と同じ文字列や、数字の羅列、パスワードなし、“password”といった文字列。安直なパスワードは設定してないのと同じという意識を持つようにしたい。
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