@niftyのブロードバンド戦略、20M ADSLサービスは1〜2ヶ月のうちに | RBB TODAY
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@niftyのブロードバンド戦略、20M ADSLサービスは1〜2ヶ月のうちに

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@niftyのブロードバンド戦略、20M ADSLサービスは1〜2ヶ月のうちに
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古河氏
代表取締役社長 古河建純氏
 ニフティは8日、2003年度の事業方針説明会を開いた。20Mbps超のADSLサービスや廉価な1Mbps ADSLサービスを追加するほか、接続サービスのラインアップのシンプル化やサポートの充実、セキュリティ系の新サービスの提供などをおこなうという。

 ADSLの新メニューのうち、20M超ADSLサービスは「環境の条件が最適」なユーザ向けという位置づけ。この高速ADSLは、ITU-Tで国際標準が承認され次第、国内の各DSL事業者が提供すると予想されているもの。基本的には高周波側をより広く使って最大速度を上げる規格のため、局から近く伝送損失の少ない回線でないとフルスピードは期待できないが、条件さえよければかなりの高速化が可能だ。

 また、FTTHについても積極的に注力する姿勢を示しており、今年度末(2004年3月)の目標として、FTTHを利用する会員を15万人程度まで拡大したいとしている。同じ時期のADSL会員目標数は80〜81万人ということで、今年はFTTHが急速に普及すると見ているようだ。(2003年3月時点ではADSLが51万人、FTTHが2万人とのこと)

 セキュリティについては、ニフティではブロードバンドユーザ向けに、ウイルス定義ファイルなどを@niftyセンター側で集中管理する「おまかせ」スタイルのサービス「@nifty BBセキュリティ」を提供する。メールやウェブのウイルスをブロックするほか、不正侵入のブロックなども行われる。エンドユーザ自身がセキュリティ関連のソフトウェアをメンテナンスする必要がなくなり、更新忘れなどでウイルスに感染する危険が減らせるという。

 このほか、コミュニケーション機能やコミュニティ機能についても強化していく予定で、多人数ビデオチャットの「Eyeball」にはブロードキャスト機能を追加、視聴者に対してビデオチャットを“放送”できるようになる。

 また、ニフティサーブ以来のコミュニティについても、これまでは「@niftyフォーラム」「@niftyコミュニティ」「@homepage」の3サービスに独立していたものを再編、テーマごとのコミュニティとして、より強化をはかっていくとしている。

 今回発表された内容はいずれも「詳細は後日」ということで、料金体系など具体的なサービス内容の発表が待たれるところだ。
《RBB TODAY》
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