マイクロソフト プロダクトディベロップメント リミテッド Windows eHomeグループ ビジネスディベロプメントマネージャーの川内雅彦氏は、ホームネットワークの将来像を「IPをベースにした、1つの論理ネットワークにまとまる」と示した。さらに、ホームネットワークでは家庭のあらゆる機器がPCと接続されるという。マイクロソフトは、ホームネットワークのエンタテインメント用途に力点を置く戦略だ。
まず、ネットワーク家電のプロトコルとして、UPnPとSCP(Simple Control Protcol)を紹介。UPnPはプラグ&プレイをネットワークで実現する技術で、インターネット標準技術を利用している。SCPは非IPベースのプロトコルで、リソースの少ない機器でも利用できるのが特徴だ。
PCと家電の融合について川内氏は、PCのユーザインターフェイス(UI)が障害になっていると強調する。事務機器として発展したPCのUIは、エンタテインメント用途には向いていないのがその原因だ。そこで、エンタテインメントに適したUIを備えたWindows XP Media Center Editionをリリースする。Windows XP Media Center Editionは、テレビや音楽、映像編集などエンタテインメント機能を強化したOSで、専用のPCで利用する。Windows XP Media Center Editionは、従来のUIに加えて、メニュー主体の新しいUIを採用している。これにより、リモコンによる操作が可能になる(画像)。マイクロソフトは、PC向けの技術を応用することで、ネットワーク家電への進出を狙っているといえるだろう。
マイクロソフト プロダクト ディベロップメント リミテッド Windows eHomeグループ ビジネスディベロップメントマネジャー 川内雅彦氏
[画面]会場で発表されたWindows Media Centerの標準リモコン。「Keypad」携帯電話と同様の方式で文字を入力する