待ち時間も有効利用か。のぞみの停車駅を舞台に公衆無線LANトライアル | RBB TODAY
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待ち時間も有効利用か。のぞみの停車駅を舞台に公衆無線LANトライアル

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 東海旅客鉄道(JR東海)とNTT-MEは、共同で東海道新幹線「のぞみ」の停車駅で公衆無線LAN接続サービスのトライアル実験を行うと発表した。このトライアルには、国内のISP9社も参加する。

 国内ISP9社が参加するこの大型トライアルは、7月中旬までの完全無料期間とその後の有料期間の2段階に分かれて実施される。無料期間中は、複数ISP間でのローミングの実施と時刻表や駅周辺情報のコンテンツ提供を、その後の有料期間で課金・決済システムの検証とマーケティングデータの収集を行う。また、7月以降は法人モニタを対象としたVPN利用や無線IP電話などの実施も検討しているという。

 本トライアルでは、ISP各社から発行された、現在使っているログインID・パスワードをそのまま利用する「ISPローミング」方式を採用している。そのため、トライアル専用のログインID・パスワードを発行しているケースよりも手軽に参加しやすく、新幹線を利用するビジネスマンを中心とする多くの参加者を見込むことができるとしている。

 現在、トライアルに参加表明をしているISPは、BIGLOBE、b-mobile、DION、DTI、JENS SpinNet、ODN、Panasonic hi-ho、VECCEED、WAKWAKの9社だが、参加ISPは今後も適宜増えていくようだ。また、個人モニタだけでなく、法人モニタの募集も検討しているという。

 モニタ募集人員はISPによって異なるようだが、合計約1万人のモニタを募集するようだ。なお、モニタ募集方法など具体的なことは未定である。

■トライアル期間
 無料期間:4月中旬〜7月中旬(予定)
 有料期間:7月中旬〜2004年3月末(予定)

■サービスエリア
・4月中旬より開始のエリア

 東京駅:14〜19番線ホーム11号車付近待合室
     東海道新幹線南乗換改札内「カフェ・リニ」前

 新大阪駅:東海道新幹線3階新幹線ホール内

・7月中旬より開始のエリア
 新横浜駅:東海道新幹線改札内待合室
 名古屋駅:東海道新幹線北口/南口改札内待合室
 京都駅:東海道新幹線新幹線コンコース内

・秋より開始のエリア
 品川駅:東海道新幹線待合室・ホーム等
《RBB TODAY》
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