NTT-BP、無線LAN倶楽部を有料化。月額1,500円で12月21日より | RBB TODAY
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NTT-BP、無線LAN倶楽部を有料化。月額1,500円で12月21日より

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NTT-BP、無線LAN倶楽部を有料化。月額1,500円で12月21日より
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 NTTブロードバンドプラットフォーム(NTT-BP)は、同社の公衆無線LANサービス「無線LAN倶楽部」の有償化を発表した。初期費用1,500円で、月額1,500円。12月10日より予約受付を開始する。サービス開始は12月21日で、京王電鉄線9駅および京浜急行電鉄線の9駅でサービスイン。なお、12月30日までに申し込んだ場合には初期費用と1月の利用料が無料になる。

NTT-BP:小林忠男社長


 NTT-BPでは、2002年8月10日から11月30日までの間に行われたモニタ実験結果から、利用者のプロファイリングと利用動向を分析。30代男性が47%と多数を占め、今後も利用したいと答えたユーザが6割、「どちらかといえば利用したい」まで含むと8割のユーザが肯定的な回答を行ったという。

トライアル結果より、好意的反応が8割に達したという


主要ターミナル駅へのスポット拡大を重視するユーザが多い


 発表会の席上、NTT-BP 小林忠男社長は、駅という場所に合った情報コンテンツを、PDAにフォーカスして提供する無線LAN倶楽部のビジネスモデルに対する自信のほどを語った。無線LANをニュースコンテンツの迅速なアップデート用のパスとしてとらえ、簡単操作で迅速にコンテンツをダウンロードできる「コンテンツシンクロ」の仕組みで使い勝手を高めた無線LAN倶楽部は、他の公衆無線LAN事業者とくらべ異色の存在といえる。小林社長は「5年後に5万ユーザを目指す」と語ったが、それも今後のPDA製品の普及次第といったところだ。他社の平均的な価格より100円安い月額料金からは、深い悩みのあともうかがわれる。

 他社との無線LANサービス相互乗り入れについては、実験サービス時と同様、NTT-MEのネオモバイルやNTTコミュニケーションズのHotSpotなどとの早期相互乗り入れの意向が明らかにされた。NTT-BPとしては、NTTグループをてはじめに相互乗り入れの範囲をさらに拡大していきたい考えのようだ。

 日本の首都圏鉄道網は、世界でもまれに見る相互乗り入れを実現し利便性を大きく高めた歴史を持つ。公衆無線LANサービスとしての無線LAN倶楽部も、鉄道事業者の歴史にならい大々的な相互乗り入れを目指してほしいものだ。

■京浜急行電鉄沿線
●2002年12月21日開始エリア

 品川駅 ホーム
 上大岡 ホーム、1F改札付近
 ホテルパシフィック東京 3F「ティー&カクテルラウンジ」付近
 レストラン ローズテリア2

●2003年3月末までに展開予定のエリア
 羽田空港駅、京急川崎駅、横浜駅、金沢文庫駅、横須賀中央駅、京急久里浜駅、YRP野比駅

■京王電鉄沿線
●2002年12月21日開始エリア

 新宿駅 西口改札付近
 府中駅 ホーム/改札付近
 聖蹟桜ヶ丘駅 ホーム/改札付近
 京王プラザホテル(新宿)3Fカフェ「カクテル&ティーラウンジ」付近

●提供予定エリア
 初台駅、明大前駅、京王多摩センター駅、京王八王子駅、渋谷駅、吉祥寺駅
《RBB TODAY》
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