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市原達也「プロカメラマン市原達也の デジタル一眼コスプレ&モデル撮影テクニック」
第2回:基本的なカメラの機能を理解しよう
2006年12月4日
今回は、撮影モードを中心にデジタル一眼レフカメラの機能を確認しておこう。撮影モードは「オート」か「プログラム」しか使わない、という人も多いようだ。これで不満なく撮影できていれば問題ないが、せっかく装備されている機能だから使えるようになっておいて損はない。ここではよく使う機能を紹介しよう。
■ 被写体を背景から浮き上がらせる「絞り優先モード」
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撮影モードは、ただズームしてシャッターを押すだけの「プログラム」のほか、夜景や海辺といった状況に合わせて使う「シーン」モードのほか、「絞り優先」モード、「シャッター速度優先」モードなどがある。人物撮影で「プログラム」以外の撮影モードに挑戦するなら、まずは絞り優先モードを使ってみよう。絞り優先モードでは、絞り値を変えることで被写界深度をコントロールする。つまり、ピントの合う範囲をコントロールするのだ。絞りを開ければピントの合う範囲は狭くなり、絞ればピントの合う範囲は広くなる。風景にもピントを合わせたければ絞り、人だけピントを合わせて人物を浮き上がらせたければ絞りを開ければよい。
また、望遠撮影では広角撮影よりも背景がボケやすくできる。以下はそれを組み合わせてボケを分かりやすくした例だ。
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| 38mm程度の広角でF8に絞って撮影すると、人物にも背景にもピントが合う |
135mm程度のやや望遠で、F2.8で撮影すると、背景はぼけてしまう。これはバストアップになるようにした例で、被写体までの距離と背景までの距離によってもボケ方は変わる |
人物撮影でも、背景を止めたい場合はシャッター速度優先モードが便利だ。被写体が不安定な場所にいる場合や、動いている背景を止めたいときなどに便利な機能である。
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| シャッター速度を1/500秒にして背景の噴水を止めてみた |
人物撮影では、被写界深度を浅くする撮影が多い。こうすることで人物が引き立って見えるからだ。何でも背景をぼかせばいいというわけではないが、状況に合わせて被写界深度を考えた撮影を行えるようになると、人とは違った写真を撮れるようになるだろう。最初のうちは絞り優先モードで絞りを開けた写真と絞った写真を撮っておくと、どの状況で被写界深度を浅くすればよいかが分かるようになる。開放絞り値がF4くらいのレンズだとあまり被写界深度は浅くならないので、望遠気味で撮ってみよう。
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| 黄葉したイチョウをぼかすことで背景が輝いたようになった |
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| それほどきれいではない光でも、ぼかすことでそれなりに見られるようになることもある |
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