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公家幸洋「物欲オヤジのネットワーク実験室」
「FON」を“悪者”にしない4つのポイントとは?
互助会方式の無線スポット共同利用モデル「FON」が日本に上陸した。自分のネットワーク環境を利用できるようにする代わりに、ほかのFONスポットも利用できるというコミュニティ型モデルだ。共存共栄の互助会方式であり、“ホットスポット”という概念ができたころからこのモデルは各所で検討されてきたが、ようやく実存モデルとして日本に上陸した。
■無線APはデュアルSSIDでそれぞれにIPアドレスゾーンを割り振る
FON用の無線LANアクセスポイント「LA
FONERA」を1,980円で購入し、自宅の無線環境を整える代わりに、あなたのブロードバンド環境をみんなにも提供してねというものがFONの基本的な考え方だ。
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| 無線アクセスポイント「LA FONERA」。【左】カードと比較したところ。非常に小さい【右】裏側 |
1,980円の無線アクセスポイントは、2つのSSIDをしゃべれる小型の無線アクセスポイント。IEEE
802.11b/gの2つのプロトコルに対応する。SSIDはプライベートなものと、パブリックなものにわかれ、プライベートのものは「MyPlace」(WEPもしくはWPAによる暗号化対応)、パブリックなものは「FON_AP」(暗号化なし。ウェブアクセスによるRADIUS認証あり)にわかれる。
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| Windows XPでアクセスポイントを検索。「FON_AP」が開放用、「MyPlace」が自分用 |
それぞれのSSIDゾーンは、2つのプライベートIPアドレス空間が割り当てられ、MyPlaceゾーンは192.168.10.0/24、FON_APゾーンには192.168.182.0/24になっている。無線ゾーンごとに別々のIPアドレスが割り振られ、互いのゾーン間のアクセスが禁止されているため、セキュリティは守られる。また、パブリックエリアはそのままインターネット空間に出て行くため、自宅内ネットワークに影響を与えることなくセキュリティが保たれるというのが、FONの無線アクセスポイント「LA
FONERA」の考え方だ。
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| パブリックゾーンにアクセスしたときに得られたIPアドレス情報 |
プライベートゾーンへアクセスしたときに得られるIPアドレス情報 |
製品はよくできており、実に簡単にセットアップが完了する。とはいえども、性善説=「世の中みんなええ人」前提の製品であるため、盲点を突かれるとデータを漏洩してしまったりISPの利用停止といったことにもつながりかねない。その結果、FONは使えないであったり、FONは悪であるという情勢にもなりかねない。
そのためのセットアップを4つまとめた。
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