10周年記念モデルは「iPhone X」?新型iPhone発表イベント前に噂をまとめてみた | RBB TODAY
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10周年記念モデルは「iPhone X」?新型iPhone発表イベント前に噂をまとめてみた

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  • 昨年発売されたiPhone 7(C)Getty Images
 いよいよ、今年も新型iPhoneが発表される時期がやってきた。

 ファンであれば、毎年のごとくウキウキすることには変わりないだろうが、今年はiPhoneが発売されてから10周年のアニバーサリーイヤーということで、さらに期待が高まっているに違いない。

 すでに、Appleからは新型iPhoneを含む新製品の発表イベントが現地時間12日午前10時に開催されることは案内済み。一体、今年はどのような新型iPhoneが発売されるのか、海外メディアの情報を追ってみる。

■さらにラインナップが増えて、今年は3機種が展開?

 2014年のiPhone 6/6 Plus発売以降、昨年発売のiPhone 7/7 Plusまで、AppleはiPhoneのフラッグシップモデルを毎年2機種展開してきたが、今年は情勢が異なるようだ。

 この部分は数ヵ月前から海外複数メディアで議論されてきたが、台湾メディア『Digitimes』をはじめ、複数のメディアが3機種ラインアップされることを報道。近いところでは、現地時間4日付の『Bloomberg』においても、センセーショナルな話題として、3機種ラインナップを伝えている。

 注目は、どのような機種がラインナップされるかだが、これもリーク情報などでは、すでに固まりつつある。

■名称は「iPhone X」?

 複数の海外メディアは、新型iPhoneは昨年発表されたiPhone 7/7 Plusから順当に進化したiPhone 7s/7s Plusに加え、10周年のアニバーサリーモデルも展開すると伝えている。

 iPhone 7s/7s Plusについては、新型チップ(A11)を採用するのはもちろんのこと、ワイヤレス充電への対応や、背面素材の変更(アルミニウム素材からガラス素材へ)、アンテナラインの消失などが伝えられている。こちらはマイナーアップデートということで注目度も低いかもしれないが、アニバーサリーモデルとして展開される可能性が高い3機種目は、その名に恥じぬ出来栄えに仕上がっている可能性が高い。

 まず、その名称は諸説あるものの、最近では「iPhone X」になるというものが有力だ。ローマ数字で "10" を表すこの文字を採用することにより、アニバーサリー感に加えて、なんとも "プレミアム" な雰囲気が漂うが、他にも「iPhone 8」や「iPhone Edition」「iPhone Pro」といった説も根強く残されており、当日の発表に期待が高まる。

 さらに、アニバーサリーモデルは外観にも大きく変更が加えられることが、各所で伝えられている。まず一番大きな変化は、ホームボタンの消失。すでにライバル各社を見ると、Samsungのフラッグシップ「Galaxy S8」がそれにあたるが、ホームボタンがなくなることにより、画面エリアが広がる。最新の技術でベゼルも狭くなり、結果、大きな画面を持ちやすいサイズ感で享受できるようになる。初代iPhoneから伝統的に搭載されてきたホームボタンがなくなることを残念がるファンも多く存在するだろうが、この辺りは10周年ということで、新たな変化として受け入れざるを得ないところか。

■アニバーサリーモデルには顔認証システムを搭載?

 ホームボタンが消失するとなると、ロック解除の際にどのような認証方法を用いるのか気になるところだが、新たに顔認証システムが搭載されるという説が海外メディアの間で有力になっている。

 こちらも、SamsungのGalaxy S8がすでに導入済みということもあり、Appleが初めて導入する機能とは言えないが、Appleの顔認証はGalaxy S8の顔認証システムより優れているという噂も流れてきている。

 少し詳しく掘り下げると、Galaxy S8ではユーザーの顔写真でもアンロックできてしまうという、なんとも困った一面があった。これはあくまでも、顔を平面的に捉えていることから起きてしまう問題だが、Appleのそれは赤外線によって顔の構造を正確に測ることができるという

 Appleとしては独自のペイメントシステムである「Apple Pay」をセキュアに使えることが最重要課題となるため、認証システムには最大限配慮していることが予想されている。メガネをかけたり、髪型を変えたりなど、ユーザーの顔の印象が変わっても問題ないほか、暗所でも顔認証システムが動作することが期待できる。

 もっとも、先の全面ディスプレイに加えて、こうした先進事例が採用される可能性が高いことから、価格はなんと最低10万円を超えると予想されている。ワクワクする新製品ではあるものの、あまりの高額さゆえ、どの程度の需要があるのかについては未知数だ。

■カラーラインアップは縮小?発売日は?

 さて、各モデルの特徴などを見てきたが、実際に購入するとなると、カラーラインアップも気になるところ。

 現行モデルではローズゴールド、ゴールド、シルバー、ブラック、ジェットブラックという5つのカラーが展開されている(※記事掲載時点)が、新型モデルは、アニバーサリーモデルも含めて、いずれもブラック、シルバー、ゴールドの3色展開になるのではないかという見方が強い。

 また、気になる発売日に関してだが、これは15日に各機種の予約がスタート、その1週間後となる22日に発売となる説が有力だ。ただ、複数の海外メディアによれば、アニバーサリーモデルについてのみ、初期製造数が極めて少ない可能性が高いとのこと。

 昨年、iPhone 7が発売された際にも、ジェットブラックカラーがなかなか手に入らなかったユーザーは多かったが、需要の程度によっては、今回はその比ではない可能性もある。必ず欲しい場合は予約開始当日、PC前で待機する必要がありそうだ。

 新型iPhoneの発表まで、残すところあとわずか。今年は新型機種の発表に加えて、発表イベントの会場が新社屋「Apple Park」であることも注目だ。故スティーブ・ジョブズ氏も計画に加わったとされるこの社屋で、しかもイベントは「スティーブ・ジョブズ・シアター」で行われるというから、ファンとしては否が応でも期待が高まる。今年も例年と同様、発表の模様がストリーミング配信されるので、眠い目をこすりながら、記念すべきその時に立ち会おう。
《KT》
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