RIZAP、今期1000億円企業へ “結果にコミットする”グループ事業を展開 | RBB TODAY
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RIZAP、今期1000億円企業へ “結果にコミットする”グループ事業を展開

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現・健康コーポレーションの瀬戸健代表取締役社長 <撮影 高木啓>
  • 現・健康コーポレーションの瀬戸健代表取締役社長 <撮影 高木啓>
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 パーソナルトレーニングジム「RIZAP」を運営する健康コーポレーション株式会社は、今期の売上がグループ会社全体で1000億円に達するにあたり、7月1日を目処に社名をRIZAPグループ株式会社に変更する。代表取締役社長の瀬戸健氏に話を聞いた。

 RIZAPグループとして今期(2017年3月期)の売上見込みは1000億円、前年度554億円に対して約2倍の成長。営業利益に関しても、前期50億円だったものが今期は101億円の見込みとなった。営業利益はこの4年間で約12倍、売上についても約5倍の成長をみせており、ここ3~5年で急激な成長を遂げている。

 健康コーポレーションは2003年に健康食品の通信販売を目的に設立。「豆乳クッキーダイエット」のヒット、家庭用超音波美顔器「エステナードソニック」や「どろ豆乳石鹸 どろあわわ」など美容関連商品で事業を拡大。2010年にはパーソナルジム「RIZAP(ライザップ)」を運営するRIZAP株式会社を立ち上げ、RIZAP単体としては6年目を迎えた前期で約200億円弱の売上を上げている。

 健康コーポレーションは現在、子会社37社を抱える。その中で、RIZAPの5カ国での海外展開が成功。瀬戸社長は、海外でも“変わりたい人に寄り添う、結果にコミットする”RIZAPの精神が受け入れられ、非常に手応えを感じたと語る。今後もグローバル展開を急速に加速させる考えだ。

 そして、浸透してきたRIZAPブランドを活かし、RIZAPの経営理念“結果にコミットする”をグループ全体で打ち出す方針として、社名をRIZAPグループ株式会社に変更することに踏み切った。尚、これまで展開してきた美容・健康食品の通販事業は新設する健康コーポレーション株式会社に継承させ、純粋持株会社制に移行する。

 瀬戸社長は、自身が学生時代に落ちこぼれだった経験や、身の回りで劇的な変化を遂げた人をみた経験を通し、「人は変われるということを証明したい」という想いが強くなった。

 「無くてはならない、生活必需品については事業展開をしない、と瀬戸社長。生死には関わらないが、あることによって自分が輝ける、健康も含めてより人生が楽しくなるような自己投資産業でグローバルNo.1を目指す」という。

 現在、『RIZAP GOLF』というRIZAPブランドのゴルフの新規事業も展開を始めている。こちらもトレーニングジム同様パーソナルトレーナー制で、通常の施設よりは2~3倍の価格。しかし、スコアが伸びなければ全額返金など、確実に“結果にコミットする”ことを掲げており、予約は殺到しているという。

 「利用者、ユーザーが求めるものを必ず約束する、これはあらゆる業種に当てはまると考えている」と瀬戸社長は言う。「“RIZAPグループの事業を通して人は変われる”“RIZAPグループの事業があったからこそ自分が変われた”という、人の可能性を証明するべく今後も邁進していきたい」と述べた。

 また、外部の有識者3名による経営諮問委員会を設置。有識者メンバーとして、竹中平蔵氏、藤田勉氏、松岡真宏氏の3名が就任し、M&Aを中心とする経営戦略やグローバル成長戦略の経済・金融市場の見通しについて、客観的な経営陣への助言・指導を求める。
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