Amazon、独自の「デジタルアーカイブ」を構築・公開へ……<記憶の継承>プロジェクト

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「16 歳の語り部」収録の様子
  • 「16 歳の語り部」収録の様子
  • 「会社の枠を越えたウェブサイト復旧支援」表紙イメージ
  • 「陸前高田市消防団高田分団 震災から3か月後」表紙イメージ
  • <記憶の継承>プロジェクト 特設ページ
 歴史的な作品や出来事をデジタル化しインターネット上で保管する「デジタルアーカイブ」。図書館や博物館などが主体となり構築されることも多いが、IT企業でとくに力を入れているのは、やはりGoogleだ。

 数万点の芸術作品を鑑賞できる「アート プロジェクト - Cultural Institute」、人類史上重大な瞬間の秘話を詳しく伝える「歴史アーカイブ」、図書館の蔵書を閲覧可能にする「Google ブックス図書館プロジェクト」、そして東日本大震災についての記録を残す「未来へのキオク」といったプロジェクトを並行して進めている。

 一方、Google以外の巨大IT企業であるAmazonだが、コンテンツそのものを販売する流通業を主体としていることもあり、これまで大がかりな「デジタルアーカイブ」プロジェクトは進めていなかったが、東日本大震災から5年を迎えることもあり、今回Amazonグループとして、「<記憶の継承>プロジェクト」を発足することを発表した。

 「<記憶の継承>プロジェクト」は、「Audible」(オーディオブック)、「Kindle」(電子ブック)といったAmazon.co.jpのプラットホームを使い、東日本大震災の記録を残そうというものだ。3月10日より「<記憶の継承>特設ページ」にて、さまざまなコンテンツが順次、無料で公開される予定。

 Audibleコンテンツでは、「16歳の語り部 ~インタビュー版~」などを公開。「16 歳の語り部」(販売:ポプラ社)は、被災当時小学5年生だった三人の高校生による書籍。「16歳の語り部 ~インタビュー版~」は、同書の一部朗読と本人たちのインタビューを公開するものだ。

 Kindleコンテンツとしては、「三陸・広田半島の漁師が伝えたいこと」「会社の枠を越えたウェブサイト復旧支援 ~東日本大震災時にAWSユーザーグループのメンバーはどう行動したか~」「陸前高田市消防団高田分団 震災から3か月後」「Amazonの社員は、何故4年間ボランティア活動を継続できたのか」などの書籍が無料で公開される。
《冨岡晶》

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