ソニー、ウォークマンなどビデオ&サウンド事業を分社化……他事業も順次分社化
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第一弾として、10月1日を目途に、「Walkman」(ウォークマン)に代表されるビデオ&サウンド事業を完全子会社として分社化する。
基本方針として「一律には規模を追わない収益性重視の経営」「各事業ユニットの自立と株主視点を重視した経営」「事業ポートフォリオの観点から各事業の位置づけを明確化」を掲げ、収益性を重視した事業運営を行う。デバイス分野、ゲーム&ネットワークサービス分野、映画分野、音楽分野の4つを、“ソニーの利益成長を牽引していく領域”と見ており、積極的な資本投下を行う計画だ。
一方、イメージング・プロダクツ&ソリューション分野、ビデオ&サウンド事業は“安定収益領域”として、着実な経営を行う。すでに分社化しているテレビ事業、モバイル・コミュニケーション分野は“事業変動リスクコントロール領域”として、リスク低減と利益確保を最優先する。
そのうえで、ソニー内の事業部門となっている事業について、分社化を順次実施。ビデオ&サウンド事業以外のカメラ事業などについても、分社化を進める。なお同社は2014年に、テレビ事業を分社化したほか、「VAIO」に代表されるPC事業を日本産業パートナーズに売却している。