【トレンド】エコカーはプラグインで進化……選択肢も増えたPHV
エンタープライズ
その他
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
エレクトリックキャンプ体験記……プリウスPHVの外部給電
-
【CEATEC 2014 Vol.34】トヨタの新テレマティクスサービスを体験してみた(動画)
1台の車に電気モーターとエンジンの2種類の動力源を搭載し、モーターのみ、エンジンのみ、両方を同時に使用、と使い分けて走行するのがHVだ。走行条件に応じて適切な走行モードを使い分け、低公害・低燃費を実現する。
そのHVの進化版がPHVだ。プラグイン、すなわちバッテリーを搭載し、家庭や出先で充電できるようにした。通常は電気モーターのみを使って走るEV走行で、ガソリンは消費せず、もちろん排ガスも出ない。長距離を走るなどして電池の容量が減ってくるとエンジンが始動し、従来のハイブリッド走行になる。そして夜間、自宅のガレージなどで電池に充電するという仕組みだ。電池の小型化・大容量化によって可能となった。
自動車メーカーが相次いでPHVを導入し、ファミリーカーだけでなく、スポーティ仕様など、従来エンジン駆動で人気だったシリーズにもPHVが登場している。富士経済が2014年8月に発表した調査データでは、PHVについて、2030年の世界販売が13年実績(9万台)の33.8倍、304万台に拡大するという。
これからエコカーの主流になるとが予想されるPHV。すでに公道を走っているもの、近日中の発売が予定されているものを以下に紹介しよう。
●トヨタ「プリウスPHV」……“恋する充電プリウス”のCMが印象的な「プリウスPHV」。トヨタ自動車が得意とするハイブリッド技術を搭載し、PHVと言えばプリウスPHVを思い出す人も多いはず。最近では、ドイツで行われたテスト走行で247km/Lの燃費を計測した。テスト環境とはいえ、2Lのガソリンで東京から大阪まで走りきる数字だ。メーカー希望小売価格は293万1429~411万2229円。