「スマホ、使えるようサポートしたい」……KDDI田中社長、一問一答 | RBB TODAY
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「スマホ、使えるようサポートしたい」……KDDI田中社長、一問一答

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au 2013年夏モデル新商品発表会
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 20日、KDDIは2013年夏モデルのauスマートフォン4機種を発表。"持つ" から "使いこなす"を目指すスマートリレーションズ構想を掲げ、スマートフォン初心者へのサポート体制強化など、生活の中でもっとスマートフォンを活用してもらう取り組みを開始した。

 発表会終了後、KDDIの田中孝司社長が報道陣の囲み取材に応えた。主な一問一答は以下の通り。

ーー有料化したサポートサービスは他社にはない。他社との競争上で重要なこと?

 他社との競争上で考えたサービスではない。これからスマホにシフトしたい人やシフトした人が使いこなせるようサポートしたい。やっぱりスマホを買ったはいいけど、“ちょっと使えないよね”という人が結構いる。皆さんシニアの方を想像するかと思いますが、全然そんなことはない。サービスは有料になりますが調査結果ではいい反応を得ている。

ーーサービスにはクオリティが求められると思うが?

 私が(サポートに)行こうかなと思っているぐらい。クオリティを高めるつもりでいる。

ーースマートフォンの普及率が50%になろうとしているという話があったが、スマートフォンをどんどん出す販売戦略も節目を迎えた?

 まだまだ、そこまで思っていない。当社はまだ(スマホの)普及率が37%ぐらいなので。再来年くらいにはそういう状態(普及率50%)になるのではないか。今年は全然そんな風には思っていない。

ーーその割には夏モデルの端末数が少ないのでは?

 はっきり言って絞った。たくさん機種を出すより一台一台丁寧に販売したほうがいいのかなと思っていて、LTE開始の時はたくさん出しましたが、その時の経験で(今回は)4機種でいいのかなと。

ーーバリエーションが見劣りするが?

 もう一機種入れるかどうかが悩んだところ。商戦期も特に夏から年末にかけてはダラっとしているので、あまりこだわらなくていいのかなと。

ーー100Mbpsに対応していくことでソフトバンクに対して優位になる?

 我々はどんどんエリアを広げていくしかないかなと思っている。800MHzのエリアがそれなりに出来ているので、2GHzもガンガン広げてスピードも速くしていく。当社の場合、2GHzは割と早く広めていけると思う。

ーーiPhoneがトライバンドLTEに対応しないのが、痛いところ?

iPhoneは(トライバンドLTEに)なるんですかね?(笑)。

ーー東名阪、主要都市で100Mbpsになるかが気になるところだが?

 800MHzは75Mbpsですがこれで十分速いんですよ。100Mbpsにしようとすると15Mの帯域を用意しなければならない。これは2GHzでやっていくが、トラフィックの状況からすると当社が一番先じゃないかな。現実的には75Mbpsと100Mbpsで何が違うかというと、そんなには違いはないと認識しているが、やっていく。

ーーiPhoneばかり売れると、2GHzのトラフィックが厳しくなるのでは?

 2GHzとか、800MHzとかが問題ではない。どの通信事業者も共通になるが、トラフィックのピークが問題で、出来るだけ早く予測して先にエリアを作っていくことが重要。いま精度を高めて3ヵ月後の予測をしている。どの地点、どの時間、どれくらい溢れるのかを知るのが重要で、溢れてから対応すると平気で半年かかるので、それを予測するのがキーポイント。

ーー端末に関して、国内メーカーはさらに厳しくなる?

 以前はまんべんなく売れていたが、売れ方が偏ってくるんです。売れる端末を出せないと厳しい。でも、当社の場合6割くらいはAndroidなので、それなりに購入させてもらっている。
《編集部》
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