【レビュー】サウンドもボディもビッグになったポータブルBluetoothスピーカー | RBB TODAY
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【レビュー】サウンドもボディもビッグになったポータブルBluetoothスピーカー

IT・デジタル 周辺機器
「Jawbone BIG JAMBOX」
  • 「Jawbone BIG JAMBOX」
  • 「Jawbone BIG JAMBOX」
  • 「Jawbone BIG JAMBOX」
  • 純白のカラーリングに波模様がエンボスされたパンチングメタルの「ホワイトウェーブ」
  • 純白のカラーリングに波模様がエンボスされたパンチングメタルの「ホワイトウェーブ」
  • 「Jawbone BIG JAMBOX」
  • 「Jawbone JAMBOX」と比較
  • 「Jawbone BIG JAMBOX」
 トリニティの「Jawbone BIG JAMBOX」は、バッテリー駆動で、スピーカーフォンにもなり、迫力のある重低音サウンドが楽しめるポータブルBluetoothスピーカーだ。

 「Jawbone BIG JAMBOX」は、筐体が254×93×80mm、1,270gと、「Jawbone JAMBOX」と比較して各辺1.6倍ほど、体積比で約5.5倍の大きさとなっている。筐体が大きくなっている事で、ボリュームを最大にした時の迫力は「Jawbone JAMBOX」を凌駕していた。

 本体上部にボリュームとスキップ/バックスキップ、再生/停止ボタン、通話ボタンが、その他サイドに、電源スイッチ、ペアリングボタン、ステレオミニジャックコネクタ(LINE-IN)、Micro-USBコネクタ(充電、MyTALK用)、ACアダプタ端子が備わっている。本体底部には、インシュレータとしてゴム足が8個備わっており、安定したサウンドを実現している。その他、バッテリー残量やペアリング状態などの機器の状況を音声で通知してくれる機能(音声アナウンス)が備わっている。

 本体サイドの下部にはMicro-USBポートが設けられており、同梱のMicro-USBケーブルによる充電も可能だが、2Aなどの高出力タイプでないと、充電に時間がかかる場合がある。それ以外にACアダプタも使用することができ、常設時の電源供給やより効率の良い充電を行う事が可能。満充電の状態で最大約15時間の音楽再生が可能。Bluetooth 2.1+EDR規格で、A2DP/AVRCPプロファイルだけでなくHSP/HFPプロファイルにも対応。最大8台の機器のペアリング設定を保持でき、同時に2台の機器と接続するマルチポイントに対応。A2DP接続においても2台の同時ペアリングが可能で、最後に再生した機器の楽曲が再生される。

 初めて使用する際(ペアリング機器が無い場合)には、電源投入時に自動的にペアリングモード(電源のLEDが赤白色交互に点滅)になり、携帯電話から認識できるようになる。2台目など手動でペアリングする際には、ペアリングボタンを押してペアリングモードを起動させることができる。「Headset(iPhoneの場合)」と表示されている機器名が「BIG JAMBOX by Jawbone」となると同時に自動的にペアリングを開始する。パスキー(PINコード)を入力する画面になった場合には、「0000」を入力すれば登録される。iPhoneのメニュー画面にデバイスのバッテリーインジケーターが表示されるようになっているのも便利だ。

 Bluetooth接続時は、iPhoneやiPadなどの音楽再生、ゲーム、ムービーなど、外部スピーカーとして迫力のあるサウンドを楽しむことができる。その他、同梱されている90cmのミニステレオケーブルでiPodなどのオーディオデバイスを接続して、外部スピーカー として使用することも可能。またプレゼンテーションでのムービー再生など、PCのスピーカーでは音量が不足するような状況において威力を発揮するだろう。また、BIG JAMBOXには、通話用のマイクも内蔵しており、再生ボタンで着信、スピーカフォンとして電話会議のように使用する事も可能だ。

 +とーボタンを同時に押すと、LiveAudio機能がONになる。音量や低音強調などの部分で最大値が低くなるが、ライブ会場にいるような臨場感あふれるサウンド効果を得る事が可能。好みにもよるが、標準状態では低音が強調されがちなので、常にLiveAudioをONにしておく事で、中・高音域も存分に味わいたい人にとって好ましいセッティングとなるだろう。また、エージング(大音響で様々なジャンルの曲を長時間再生してスピーカを慣らす)を行うと、短期間で最適な再生環境を構築する事が出来るので、興味のある人は試してもらいたい。

 本製品も「MyTALK」対応。Jawboneの公式サイト内の「MyTALKページ」にアクセスし、アカウントを作成すると、ファームウェアの更新や、アプリケーションをインストールするなどカスタマイズすることができる。初期状態ではJAMBOXの音声案内は英語だが、「MyTALK」で日本語のファームウェアをダウンロードすると音声アナウンスの言語を日本語に変更することができる他、クリスマスやバレンタインなど季節毎のカスタム音声や、イメージキャラクターボイス(英語)に変更するなど楽しむことができる。

 価格はオープンプライスで、直販価格が29,800円。バリエーションは「グラファイトヘックス」「ホワイトウェーブ」「レッドドット」の3種。どれもカラーリングとパンチメッシュのデザインが似合っている。自宅やオフィスなどにてメインのスピーカーとして使用する場合においても、音質、ボリュームともに十分な性能を発揮してくれる。(iPod Style 戸津)
《RBB TODAY》
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