AT&T、LTE対応Windows Phone2種を発売! メーカーはノキアとHTC | RBB TODAY
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AT&T、LTE対応Windows Phone2種を発売! メーカーはノキアとHTC

IT・デジタル スマートフォン
ノキア Windows Phone Lumia 900
  • ノキア Windows Phone Lumia 900
  • HTC Titan II
 米マイクロソフトは9日(現地時間)、2機種のWindows PhoneがAT&Tから発売されたことを発表した。両モデルはすでに発表済みの機種だが、米国でのWindows Phoneの本格的な発売開始とあって、注目度は極めて高い。

 Windows Phoneは、スマートフォン向けのプラットフォームとしてマイクロソフトが開発した。しかし、スマートフォンのプラットフォームはすでにiOSとAndroidが激しいシェア闘いを展開しており、マイクロソフトといえども参入は容易ではない。どこまでシェアを獲得できるのかが注目を集める。

 このWindows Phoneを採用したスマートフォンを発売するのがフィンランドの携帯電話メーカーのノキア。同社はフィーチャーフォンを含めた携帯電話全体では今も世界1位に君臨する。しかしスマートフォンでは苦戦しており、Windows Phoneに社運をかける。しかも、同社は数年前にアメリカ市場から撤退しており、今回はWindows Phoneを武器にアメリカ再進出が成功するかどうかも注目される。

 台湾のHTC製のWindows Phone搭載端末「TITAN II」もAT&Tから同時に販売される。また、ノキア「Lumia 900」とHTC「TITAN II」はともにWindows Phone端末では初のLTE対応モデルとなる。

 「Lumia 900」はLumiaシリーズの最上位モデルで、4.3インチディスプレイ、1.4GHzのプロセッサ、800万画素のカメラなどを搭載する。AT&Tでの販売価格は2年契約の条件付きで99.99ドルと極めて戦略的な設定になっている。一方、「TITAN II」は4.7インチのディスプレイ、1.5GHzのプロセッサ、1600万画素のカメラを搭載するハイスペックなモデルで、AT&Tでの販売価格は2年契約の条件付きで199.99ドルとなっている。

 小売り大手の米アマゾンでは「Lumia 900」がすでに売れ筋商品のトップになるなど、販売の出だしは好調な模様。しかし、スマートフォン市場はすでにiOSとAndroidに席巻されていることから、今後の販売については懐疑的な予測が大半を占める。
《山田 正昭》
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