【地震】福島第一原子力発電所の状況(4月4日午後3時現在) | RBB TODAY
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【地震】福島第一原子力発電所の状況(4月4日午後3時現在)

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1号機原子炉建屋外観~免震重要棟南側から撮影~
  • 1号機原子炉建屋外観~免震重要棟南側から撮影~
  • 免震重要棟裏より2号機原子炉建屋を臨む(1月9日撮影)
 東京電力が4月4日午後3時現在として発表した福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。

※4月3日午前9時30分、6号機タービン建屋地下の溜まり水について、仮設タンクへの移送を開始。同日午後3時30分、移送を停止。4月4日午前10時、同移送を開始。

※4月4日午前8時30分、第二セシウム吸着装置において、徐々に処理流量に低下傾向が見られることから、フィルタの逆洗をするため、当該装置を一時停止。同日午前11時20分に同装置を起動し、午前11時30分、定常流量(毎時約40.0立方メートル)に到達。

※4月4日午前10時55分頃、当社社員が、免震重要棟において1~3号機原子炉格納容器及び原子炉圧力容器へ窒素供給を行っているラインの流量が毎時0立方メートルになっていることを確認。現場を確認したところ、圧縮機故障警報により、窒素供給装置(窒素ガス分離装置B)が停止していることを確認。

 その後、同日午後0時16分、現場にて待機中の窒素供給装置(窒素ガス分離装置A)を起動し、午後0時29分、1~3号機原子炉格納容器および原子炉圧力容器への窒素供給を再開。なお、1~3号機原子炉格納容器圧力および水素濃度について、有意な変動は確認されていない。

※4号機使用済燃料プール代替冷却システムにおいて、一次系循環ポンプの吸込圧力が低下傾向にあったことから、4月4日午後1時50分、当該ポンプの吸込側ストレーナのフラッシングを行うため、当該ポンプを停止し、使用済燃料プールの冷却を一時停止。(停止時 プール水温度:約26度)。予想される温度上昇は毎時約0.5度(停止時間は約2時間の予定)であり、使用済燃料プール水温度の管理に問題なし。
《RBB TODAY》
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