富士通は8日、シンクライアントの新グローバルブランド「FUTRO（ヒューロー）」シリーズの国内第1弾として、デスクトップ型シンクライアント「FUTRO S900」の国内販売を開始した。今後順次、ラインナップを拡充する。 「FUTRO」シリーズは、富士通と富士通テクノロジー・ソリューションズ（本社：ドイツ）が共同で開発し、グローバルに販売とサポートを行うシンクライアント製品。「FUTRO」は、「FUTURE」と「ROAD」を合わせた造語で、新しい道を切り開く端末として命名されたとのこと。 「FUTRO S900」は、手のひら静脈認証や指紋認証、スマートカードなど多くの個人認証技術に対応し、Windowsやシステムへのログオン認証が可能となっている。USBやシリアルなどの各ポートの使用も制限可能。無線LANの通信規格IEEE802.11 b/g/nに準拠。ディスプレイインターフェイスを標準で2ポート搭載。OSにはWindows 7をベースとした「Windows Embedded Standard 7」を採用している。対応システムはCitrix XenDesktop 5.5、Citrix XenApp 6.5、VMware View 5.0、リモートデスクトップ接続7.1など。価格は4万9,000円より。
Windows 7は「Skylake」以後の新世代CPUをサポートせず
