ヤフーが第4四半期の決算発表、広告不振で売上、純利益とも減少 | RBB TODAY
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ヤフーが第4四半期の決算発表、広告不振で売上、純利益とも減少

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 米ヤフーは24日(現地時間)、第4四半期(10~12月)の決算を発表した。売上、純利益とも前年同期を割り込む厳しい結果となった。

 売上は13億2415万ドルで前年同期から13.2%の減少。ディスプレイ広告の不振がそのまま反映された。これで5四半期連続の2桁減となっており、売上低迷に歯止めがかからない状況だ。一方、純利益は2億9600万ドルで前年同期の3億1200万ドルからやはり減少したものの、微減にとどまった。

 ヤフーはFacebookなどのソーシャルネットワークに顧客を奪われ、閲覧時間が減少していることから広告販売が低迷している。また、この数ヶ月のあいだいにCEOの電撃的な解任や、共同創業者のジェリー・ヤン氏が取締役を辞任するなどの事態があり、注目を集めていた。

 新CEOのスコット・トンプソン氏は就任間もないため第4四半期の業績に責任はないものの、今後の売上回復に向けての厳しい状況が浮き彫りになった。ヤフーは2012年第1四半期の見通しも発表したが、10億2500万ドルと、市場の予測を下回るものとなった。
《山田 正昭》
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