通天閣もLED化へ……日立グループ、「昼も。夜も。節電ライトダウン2011」に参加 | RBB TODAY
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通天閣もLED化へ……日立グループ、「昼も。夜も。節電ライトダウン2011」に参加

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現在の通天閣のネオン写真
  • 現在の通天閣のネオン写真
  • 通天閣ネオンのリニューアル工事概要
 日立グループは20日、環境省が実施するライトダウンキャンペーン「昼も。夜も。節電ライトダウン2011」に参加することを発表した。

 環境省は、2003年より地球温暖化の防止のため、ライトアップ施設の消灯を呼びかける「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」を開始。例年、夏至と七夕の2日間に実施していたが今夏は、6月22日(夏至)~8月31日の約2か月間にわたり、昼も夜も自主的なライトダウンを行うことを呼びかけている。

 一方、日立は5月より、「日立グループ夏期節電運動」を展開しており、本キャンペーンに合わせ、消灯個所を全国233か所に拡大する意向。ネオンや看板照明、構内外灯などを消灯するとともに、オフィス照明の一部消灯や昼休みの一斉消灯などを徹底する。また消灯による節電以外にも、空調の使用を抑制するために、クールビズの期間を5月から10月まで拡大、グリーンカーテンを工場・支社等の約300拠点で実施する。

 あわせて、大阪市の通天閣ネオンを、全面的にリニューアル。ネオン管の大部分をLEDに取り替えることを発表した。通天閣のネオンは、通天閣が再建された翌年の1957年7月より日立が掲出しており、現在のネオンは、2006年10月にリニューアルしたもの。日立では、5~6年のサイクルで通天閣のネオンをリニューアルしており、今回で12回目となる。なお、今年は、リニューアル工事にともない、キャンペーン開始の6月22日から、工事の完了する10月27日まで、通天閣ネオンを消灯する。

 リニューアル工事は、7月1日から約4か月間行い、10月28日より、新しいネオンを点灯する。今回のリニューアルでは、消費電力量を従来に比べ約半分に削減するとともに、より多彩な色を駆使したライトアップを行うのが狙い。ちなみに、通天閣を中心とした歓楽街地域である“新世界”(大阪市浪速区恵美須町周辺)は、2012年に100周年を迎えるという。
《冨岡晶》
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