PFU、プラスチックカードも読み取れるA4モバイルスキャナ「ScanSnap S1100」を販売 | RBB TODAY
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PFU、プラスチックカードも読み取れるA4モバイルスキャナ「ScanSnap S1100」を販売

IT・デジタル 周辺機器
PFUは、S1100をA4原稿の読み取りに最小限必要なサイズにしたとしている
  • PFUは、S1100をA4原稿の読み取りに最小限必要なサイズにしたとしている
  • 「ScanSnap S1100」
  • 「White Model」
  • 原稿読み取り時の様子
  • 名刺の読み取りが可能。図のように差し込む場所は、真ん中でなくても読み取ることができる
  • プラスチックカードの読み取りが可能
 PFUは15日、パーソナルドキュメントスキャナ「ScanSnap」シリーズの「ScanSnap S1100」(以下、S1100)を20日に国内先行で発売すると発表した。

 S1100は、A4原稿の読み取りに最小限必要なサイズにしたというモバイルスキャナ。端末の寸法は幅273mm×奥行47.5mm×高さ34mm、重さ350gと、片手で持ち歩きができるコンパクトサイズを実現した。

 S1100は片面読み取りの1枚送り機だが、一度「Scan」ボタンを押して読み取りを開始後、次に「Scan」ボタンを押すまでの間、連続した読み取りが可能な「連送給紙機能」を搭載。A4サイズで8枚/分の原稿送り速度に相当する7.5秒/枚の読み取り速度を実現した。給電は、PCのUSBポートに接続して行う。

 また紙の原稿に加え、会員カードなどで使われるプラスチックカードの読み取りも可能となった。エンボス加工が施されているクレジットカードの読み取りも可能で、厚さ0.76mmまで対応している。カードのスキャンは、カードの向きや挿入する位置を問わず、読み取りができる。さらに「ScanSnap S1300」に搭載の、マーカーを引いた単語をPDFのキーワードにできる「インテリジェント・インデックス機能」や、マーカーで囲った範囲を切り出す「インテリジェント・クロッピング機能」(Windows専用)も採用。スキャンした書類データの傾きや天地の補正にも対応した。

 またより省スペースでの利用を可能とするため、Uターンパス機構が設けられている。これは書類スキャン時に、端末上部の排出ガイドを開くことで、端末からスキャン後の書類が出てくる際、挿入側に書類が戻ってくるというもの。

 EvernoteやGoogleドキュメント、Salesforce CRMなどのクラウドサービスと連携しており、読み取ったイメージデータを「クイックメニュー」からEvernoteやGoogleドキュメントへ保存することや、同梱の名刺管理ソフトウェア「名刺ファイリング OCR」(Windows専用)、「CardMinder」(Mac OS専用)で管理している名刺データを「Salesforce CRM」に保存することが可能。今後も「Salesforce CRM」との書類連携など、クラウドサービスの拡充を目指すという。

 同社は対象ユーザーとして主に30~50代のビジネスパーソンを想定しているという。同社は主な利用用途の一例として、海外の出張先から日本へスキャンした書類データをPCから送信するケースをあげている。従来FAXを利用していたものをS1100に置き換えることで、高額な海外からのFAX送信費を節約できるメリットがあるという。

 ただし今回コンパクトサイズになったことで、ビジネスユーザーだけでなく、家庭での利用も想定。同製品からレシートを読み取って家計簿を作成する「やさしく家計簿 エントリー for ScanSnap」(Windows専用)が用意されている。さらに年賀はがきのファイリング機能や、お年玉当選チェック機能を搭載した「楽2ライブラリ パーソナル V5.0」最新版とのセットモデル(Windows専用)も同時に販売される。お年玉当選チェックでは、同社のサーバに保存された当選番号と照合し、該当の番号に付箋がつけられるというもの。

 価格は、オープン価格17,800円。「楽2ライブラリ パーソナル V5.0」とのセットモデルが22,800円。
《RBB TODAY》
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