イードは1日、「イード・マーケティングセミナー2010」と題した無料セミナーを17日に開催すると発表した。 毎年実施されている同セミナーだが、今年のテーマは「エスノグラフィー」。「エスノグラフィー」は、元々文化人類学などで使われる研究手法の1種で、調査対象者の生活・仕事空間にて、インタビューや観察を行い、対象者への理解を深める手法。ビジネスシーンでは、製品開発などを目的とした市場調査やユーザビリティ調査などに応用されている。 同セミナーでは、手法や事例を通じてビジネスシーンへの応用方法を紹介する。今回の事例としては、auの「IS03」やドコモの「GALAXY S」などの新機種が続々と投入されている「スマートフォン」、依然として成長著しい「中国市場」が取り上げられる。 また講演者として、元月刊アスキー編集長で、現アスキー・メディアワークス アスキー総合研究所 所長の遠藤諭氏と、首都大学東京 産業技術大学院大学 産業技術研究科 助教授の安藤昌也氏が登壇する。遠藤氏は、国内スマートフォンユーザーの動向を、安藤氏は、実例を踏まえたエスノグラフィーのビジネスシーンでの活用法などを紹介する。 セミナーへの参加申し込みは、同社のサイトにて行っている。■開催概要・開催日:11月17日(水)・開催時間:13:00~17:00(受付開始 12:30~)・定員:200名・受講料:無料・会場:ベルサール西新宿 ルーム6・会場住所:東京都新宿区西新宿4-15-3 住友不動産西新宿ビル3号館 8階・交通アクセス:都営大江戸線「都庁前駅」より徒歩4分/ 「西新宿5丁目駅」より徒歩6分