どうする? 海外でスマートフォン~「iPhoneパケ定」香港編
本サービスは、ソフトバンクモバイルが提携する海外キャリアのネットワークを利用する場合に限り、日本時間の0時から24時間分の通信料が定額となるもの。2011年6月30日までは上限1,480円/日、2011年7月1日以降は同1,980円/日となる。動画などを視聴した場合、将来的には別途料金が発生することもアナウンスされているが、現在は普及サービス期間ということもあって利用法にかかわらず一日あたり1,480円までで利用できる。事前申し込みなどは特に不要だ。
PC数台にiPadにゲーム機に……などWi-Fi同時接続が必要な場合は海外渡航者向けWi-Fiルーターなどのレンタルのほうが料金契約1つですべてを収容できるので便利だが、iPhone1台だけで済ませてしまおうとするならば、キャリアが用意する定額ローミングのほうが追加機器の必要もなく簡単だ。
香港に到着後、iPhoneの機内モードを解除するとほどなくしてソフトバンクモバイルからSMSが届く。自動接続キャリアを見てみるとSmarTone Vodafoneになっており、SMSの内容も「<ご注意!>海外パケットし放題【対象外】の事業者に接続されました」というものだった。
香港での定額対象事業者はCSLなので、「設定>キャリア」で検索されるいくつかのキャリアの中から明示的にCSLを選択し、チェックマークが付くことを確認。すると画面左上のキャリア名もHK CSLに変わり、再びSMS着信。今度は「<ソフトバンクより>海外バケットし放題対象の【CSL】に接続されました。待受画面にて接続している事業者名をご確認下さい。接続を維持するため、【CSL】の手動設定をおすすめします。▼設定方法 設定>キャリア」等といった内容となっていた。また、「設定>一般>ネットワーク」にある「3Gを有効にする」「モバイルデータ通信」「データローミング」も忘れずにオンにしておこう。
このように、注意しなければいけない点としては「(1)海外到着後に手動での設定作業が必要になること」「(2)対象事業者が限定されていること」「(3)定額非対象のキャリアに自動接続されてしまうことがあること」などが挙げられる。
また、意外に見落としがちなのは、定額算定時間帯が日本時間であるということだろう。たとえば香港は日本標準時より1時間遅れているため、香港の22:30から1時間使っただけでも日本時間では日付をまたいでしまい、2日分2,960円の利用料金が発生してしまう。さらに時差が大きい国や地域に渡航する場合は、日本時間での料金の切れ目に十分注意したいところだ。
こうした海外パケット定額サービスは、数日レベルの利用であれば現地での定額SIM契約を行うよりも非常に手軽なのが特色だといえる。ただし、設定を間違っているのに気づかないで、定額だと思い込んだままGoogle Mapなどを開いてしまった場合は2円/KB、つまり10MB程度の通信量で20,000円以上の利用額になってしまうため、常に「左上」(のキャリア表示)を気にかけておくことをおすすめする。
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