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ドコモ、LTE商用ネットワークの試験運用を開始

ブロードバンド 回線・サービス
LTEおよびW-CDMAに対応した無線装置
  • LTEおよびW-CDMAに対応した無線装置
  • LTE用基地局装置
  • LTEサービス時のネットワーク構成(例)
 NTTドコモは8日、LTE商用ネットワークの試験運用を東京都内において開始した。12月からサービス開始予定のネットワークをそのまま使用し、伝送速度や遅延などの通信品質や、移動機の無線基地局間移動の安定性など実際の運用を想定した検証を行う。

 LTE(Long Term Evolution)は、標準化団体3GPPで仕様が作成された移動通信方式で、下りリンクにおいて、最大100Mbps以上の伝送速度が実現できる。ドコモがSuper 3Gとして提唱したもので、「3.9G」と位置づけられる通信方式だ。

 今回の試験運用は2GHz帯の周波数帯域で行い、当初下り最大37.5Mbps、上り最大12.5Mbpsの伝送速度を検証する。さらにサービス開始までに、下り最大75Mbps、上り最大25Mbpsの伝送速度の検証も行う予定。ドコモは、既存のW-CDMA無線基地局においてすでにLTEに対応した無線装置の導入を進めており、これらの無線基地局では、W-CDMAと無線装置を共用できるため、LTE用基地局装置を追加導入するだけで、LTEへの対応が可能とのこと。
《冨岡晶》
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